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OUTREACH

東京国際音楽コンクール
<指揮>

1967年の開始当時(当時は「民音コンクール」と呼称)から、
アジアで唯一の指揮者の登龍門として世界的に注目を集めてきました。
入賞者による「入賞記念コンサート」(2001年より「入賞デビューコンサート」に改称)を毎回、
日本の主要都市で開催しています。

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東京国際音楽コンクール
<指揮>に関わる人たち

当時、私が思いを抱いたような、純粋な
指揮者への志と情熱を持った若者を応援
したい。

京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー
札幌交響楽団友情客演指揮者
東京音楽大学指揮科教授広上淳一さん

私は、第6回の本コンクールに応募しました。当時、大学4年生で、指揮者になるチャンスも乏しい日本の音楽社会で、もしこれで結果が出なかったら指揮者の道をあきらめよう、と覚悟して臨みました。残念ながら1位2位3位のいずれにも入れませんでしたが、名立たる指揮者の先生方が審査員として私を評価してくださり、本選まで進めたことに「自分は指揮者を続けていいんだ」という勇気を与えてもらいました。このコンクールがなかったら指揮者・広上淳一はいないと今でも感謝の思いが尽きません。本コンクールは、今では、名実ともに非常にレベルの高い国際コンクールに発展し、既に指揮者として実績を積んだプロの実力者も世界中から集まるようになりました。私は光栄にも審査員を務めさせて頂いておりますが、当時、私が思いを抱いたような、純粋な指揮者への志と情熱を持った若者を応援したいと常に思っています。世界各地のコンクールが、財政的な問題で打ち切りを余儀なくされることが多くある中、このコンクールは、主催者の民音、そしてスポンサーの皆様のご支援で続けられており、こんなにありがたいことはありません。将来の音楽界を見据え、後進育成を願った先輩方の礎のもとに、このコンクールが誕生し、50年の歴史を超え、今や世界のクラシック界に貢献している姿に思いを馳せると、私も微力ながら、命ある限り御奉仕させて頂きたいと願っております。

オーケストラの演奏者は、コンクール参
加者の意思や能力がありのままに表現で
きるように、全身全霊で臨んでいます。

日本オーケストラ連盟常務理事・事務局長桑原浩さん

オーケストラと指揮者は、お互いに必要不可欠の存在であり、コンクールは若い優れた指揮者を発掘するというオーケストラの将来にも関わる大事な事業と捉え、私は「私たちがやらないで誰がやるんだ」という気持ちで携わらせていただいています。オーケストラとしては、初めて接するコンクール参加者の意思や能力をありのままに表現できるよう配慮し、彼らの一挙手一投足を表現できるように、全身全霊で臨んでいます。朝から夕方まで同じ曲を演奏するので、コンディションを整えることはもとより、オーケストラの個性や好みによって遜色がないようにと、普段のコンサートとは違う注意を払っています。演奏者はコンクール参加者に対して、自分が審査員であるような気持ちが半分あり、もう半分は仲間、父親のような気持ちで見守っています。中には予選が終わって誰が残ったのか気になって問い合わせてくる人も多いのです。オーケストラのメンバーは、コンクールで入賞した指揮者のその後の活躍ぶりを聞くこと、そして機会があれば一緒に仕事することをとても楽しみにしているのです。

世界各国の優秀な音楽家が多く見出され、
新しい時代の楽壇を担いゆく人材の輩出
のために大きく貢献していきたい。

実行委員会委員長
一般財団法人民主音楽協会常務理事近藤寿男

本コンクールは1967年に第1回を開催してより50年余を経て、本年は18回目の開催となります。これまで有名な音楽家の名前を冠したコンクールがたくさんありましたが、いつの間にか立ち消えになってしまったものもあります。長く続けるには経済的な課題や、運営上の問題等、大変な苦労があります。ありがたいことに、本コンクールの場合は賛助会員をはじめ、様々なスポンサー、サポーター、更には「公平な審査によって、優れた若き指揮者を世界の楽壇に輩出する」という理念に共鳴して参加してくださる審査委員の方々等、多くの皆様の支えによって続けてくることができました。これからも、世界各国の優秀な音楽家が多く見出され、新しい時代の楽壇を担いゆく人材の輩出のために、主催者として大きく貢献して参りたいと思います。

活動の記録

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