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OUTREACH
留学生音楽祭
留学生音楽祭は、世界の国々の留学生と日本の学生が、音楽文化の交流を通して、
相互理解と友好を深めあうことを目的として、1989年に「京都留学生音楽祭」として、京都で初めて開催。
1991年からは大阪でも開催し、2009年からは「関西留学生音楽祭」として、京都と大阪で隔年に交互に開催しています。
また、2014年からは横浜でも「かながわ留学生音楽祭」をスタートいたしました。
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関西留学生音楽祭 in KYOTO
28回 84カ国・地域
2656人出演(2023年12月末現在)
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関西留学生音楽祭 in OSAKA
24回 86カ国・地域
2659人出演(2023年12月末現在)
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かながわ留学生音楽祭
6回 28カ国・地域
206人出演(2023年12月末現在)
留学生音楽祭に
関わる人たち
文化も言葉も違う日本に留学して、時には孤独や寂しさを感じることも。留音のような人との繋がりを感じる、楽しい居場所ができたことは最高の思い出です!
出演者胡啓慧さん
私は中国の文化を日本の人々に紹介したいとの思いから留音に参加し、今は3回連続で参加しています。子どもの時から母に中国琵琶を習っていたので、初めて出演したときは中国の曲を演奏しました。それを観てくれた皆さんの喜ぶ姿が嬉しくて、今では友達を誘って日本の曲も披露させてもらっています。演奏を通して、以前より日本が大好きになりました。留音に参加したことで多国籍の友達ができました。文化も言葉も違う日本の繋がりを感じる、楽しい居場所ができたことは最高の思い出です!留音の最大の魅力は皆で1つの目標に向かって頑張れることですね!もちろん当日の演奏も楽しいんですが、本番に向けて緊張しながら練習したり、本番終了後に「頑張ったね」って感動を分かち合ったり。ここでしかできない経験が、日々の勉強と音楽の両立へのモチベーションに繋がっています。私にとって留音はいつも良い刺激をくれる場所です!
今後ますます留学生や国際交流を大事にできる日本に成長できれば素晴らしいですね。
舞台監督川前英典さん
留学生音楽祭を演出するにあたって、演奏の良さだけでなく、留学生の心が伝わるように制作をしています。留学生を通して海外の文化や風習など、新しい発見や共感をして頂けることが留音の最大の魅力だと思っています。毎回、留学生は本当に多才な人たちが多くて感心しています。舞台上での音楽や舞踊だけでなく、留学生のイラストや写真などの作品をロビー展示したこともありました。ダンスや歌の練習を通して、違う国の留学生が、手を取り合って出演する姿も、本当に感動的な瞬間です。過去に、「自国の歌を演奏して文化や音楽を披露して欲しい」とお願いした時、「日本語を勉強したので日本の演歌を歌いたい」と思いを告げられたこともありました。彼らを通して、私も日本の文化、教育を学びます。私たちが気づかなかったり、忘れている日本の良い風土、文化も再認識して頂けると思います。留音から、民衆レベルでますます留学生や国際交流を大事にできる日本に成長できれば素晴らしいことだと願っています。
「留学生を大切にすることは、その国の未来を大切にすること」みんなで一緒に手を携えていけば平和な未来は創っていけるんだって本当に感じることができました。
第5回かながわ留学生音楽祭 実行委員長吉井正さん
先輩に誘われて留音のボランティアを始めたのは、大学4年生の時。キャンパスや街中で、チラシを片手に「最高の思い出になります!出演しませんか!」って出演してくれる留学生を探しました。多くの留学生が1~2年で帰ってしまうから、みんな何それ?ってところから話が始まるんです。その中でやってみたいって言ってくれた子と練習会に参加。練習会では、実行委員会が盛り上げ役としてミニゲームやったり、どうして日本に来たのとか、将来の夢を語り合うことを通して交流を重ねていきました。そして迎えた本番、みんなの最高の笑顔や、感動している姿が、毎回本当に嬉しいんです。留音を通して世界中に友人ができた。こんな経験、他にはないですよね!
「留学生を大切にすることは、その国の未来を大切にすること」って言葉がありますけど、みんなで一緒に手を携えていけば平和な未来は創っていけるんだって本当に感じることができました。