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2018/07/30 東北希望コンサート

第69回(岩手県釜石市立唐丹小学校・唐丹中学校)を開催しました

東北希望コンサート 木村弓 岩手県 釜石市
平成30年7月13日(金)午後1時30分、第69回東北希望コンサートが岩手県釜石市立唐丹小学校・唐丹中学校で開催されました。

唐丹町(とうにちょう)は三陸鉄道南リアス線の釜石駅から南へ7キロほど離れた町で、リアス式の地形に、海と山の魅力が共存する町です。その山の斜面、高低差が25メートルある敷地に昨年(2017年)、唐丹小学校と中学校の校舎が完成。

明治6年創立の唐丹小学校は、古くから新聞づくりに取り組み、県の新聞コンクールで何度も入賞。唐丹中学校では、学習、部活動、学校行事のほか、地域の芸能の伝承や漁業体験学習などにも力を入れている学校です。

今回は、映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」でお馴染みの木村弓さんが、ピアニストの中川俊郎さんと共に、木の香りが漂う真新しい木造校舎で共演致しました。

コンサートでは、木村さんの透き通った優しい声で「いつも何度でも」をはじめ、「世界の約束(映画「ハウルの動く城)」、「花は咲く」を披露。生徒たちは真剣に聞きいっていました。そして共演した中川俊郎さんからは、誰もが一度は聞いた事のある、自身が作曲したCM曲を披露。笑いあり、感動ありの一幕もありました。

コンサートのお礼として、唐丹小学校5・6年生によるトーンチャイムでの「いつも何度でも」を披露。美しい音色と共に、溢れ出る涙を堪えながら聞き入る木村弓さんの姿に、参加者全員の心温まる瞬間となりました。

最後に、挨拶に立った中学3年生の鈴木ももかさんは、「様々な感情や思いを感じて、本当に音楽の力って凄いんだなって、音楽の楽(がく)って楽しむと書くけど、それだけじゃないなって、改めて感じました。今日は本当にありがとうございました。」との音楽への期待と感動を述べて、第69回東北希望コンサートの幕を閉じました。