6月17日（金）第50回東北希望コンサートが岩手県釜石市立釜石中学校で開催されました。

釜石市は新日鉄釜石に代表される鉄鋼産業の町。スポーツでは特にラグビーが全国的に有名で、2020年のワールドカップの開催候補地に名乗りを上げています。
中学校の生徒数は347名と、この地域ではかなりのマンモス校。野球、サッカー、陸上など、スポーツが大変盛んな学校です。

今回は、東北放送、IBC岩手放送のラジオ番組「あんべ光俊・人の森を旅する道」のパーソナリティーであり、岩手県の民間大使としても活動している、シンガーソングライター、プロデューサーのあんべ光俊さんが出演しました。

優しい歌声で「力は無限大」、「僕は君が好きだよ」などを歌った後、あんべさんと生徒の皆さんで一緒に作った「～熊本・釜石に帰ったら」を披露。歌の元となった熊本との交流エピソードが生徒により紹介され、感動を呼びました。そして、保護者、近隣の方々も総立ちとなって、振り付けをしながら「トビウオ」を一緒に大合唱しました。

コンサートの御礼としての生徒から感謝の言葉と共に、合唱曲「道標（みち）」の歌のプレゼントがあんべさんに贈られました。

最後に「あんべさんと一緒に歌える曲を！」とのことで、あんべさんの作詞・作曲した釜石中学校の校歌「心に翼」を全員で大合唱しました。

震災に負けず、元気いっぱいの生徒の皆さんの姿が、さわやかな感動を広げる一日となりました。