東北希望コンサートが岩手県山田町立船越小学校で開催されました。

創立140年という歴史ある船越小学校は、震災被害の影響により、校舎の立て直しが行われました。木材がふんだんに使われ、多くの窓や吹き抜けから太陽の光がたくさん注ぎ込む、復興を象徴するような素敵な新校舎が完成しました。
今回は岩手県を拠点に、「岩手にいるからこそ書ける歌を」をキーワードに、自分たちの切り口で生まれ育った岩手や等身大の気持ちを歌うアンダーパスが出演しました。

三陸鉄道を応援する歌「さんてつのうた」を皮切りに、岩手復興応援ソング「ONE」を披露。夏を歌った「サマーソング」では、児童の皆さんが手の振り付けを一緒にやってくれました。
次の「Catch your Dream!!」では、児童の皆さんだけでなく、先生方も一緒になって飛んだり跳ねたりして会場は大興奮。
最後の曲、岩手県内各地の魅力を歌にした「たらりら～三陸復興応援ヴァージョン」を披露した直後、児童の皆さんから「アンコール」の大きな掛け声が上がり、アンダーパスの二人は「ひょっこりひょうたん島」でアンコールに応えてくれました。

続いて、児童からのお礼の言葉と共に、震災当時の在校生の皆さんが、歌詞を書いたオリジナルソング「明日へ」の美しい合唱が、船越小学校の児童の皆さんからアンダーパスに贈られました。この素敵な贈りものに、アンダーパスの皆さんは、こみ上げる涙を抑えることできませんでした。

アンダーパスからは「船越小学校校歌にぎやかヴァージョン」が児童の皆さんに贈られ、ここでも児童、先生の皆さんは、立ち上がって音楽にあわせて、思い思いに身体を動かしていました。

この後も、「もう1回!もう1回!」との声があがり、皆さんでもう一度、「校歌」を大合唱しました。
場内は、参加して下さった児童、先生の皆さんも汗だくになり、熱い感動に包まれました。