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2014/11/14 学校コンサート/読み聞かせ音楽会

長野県で開催されました

本年10月、民音の公益事業の新たな取り組みとして「親子で楽しむMIN-ON読み聞かせ音楽会」を長野県内(長野市、松本市、上田市など)の4会場で開催しました。

この「読み聞かせ音楽会」は、学校コンサートの一環として行う事業で、これまで民音の会員・推進委員の皆様から要望が多くあった、未就学児童とその保護者を対象に無料で行う音楽会です。

そして、今回初となる「読み聞かせ音楽会」に歌手として活躍するマユミーヌさんが出演しました。

マユミーヌさんは、大手生命保険会社CMソング「まねきねこダッグの歌」など、数々のCMソングを歌い、最近ではNHK Eテレの子供番組「できた できた できた」の中で「花まるロック」が子どもたちに大人気のアーチストです。
また2013年には創作絵本「キャンディをひとつ」を出版し、子どもたちを対象にした読み聞かせなどの幅広い活動を展開しています。

今回の音楽会では、はじめにマユミーヌさんがCMソング「まねきねこダッグの歌」を、参加者にも振付をしてもらい歌と一緒に楽しむことからスタート。たちまち子どもたちの心は楽しさでいっぱいに。続いて、よく耳にするCMのサウンドロゴを披露すると、参加者からは「あ~この曲知っている!」と歓声が上がり、親子が一体となり心はグッとステージに引き込まれます。そして「花まるロック」を歌うと踊りだす子供たちも。次に「命の大切さを歌います」と、わが子に対する素直な思いを歌った「ほしのかずだけ」を紹介。マユミーヌさんが「生まれて生きてありがとう」と切々と歌い上げると、瞳に光るものをみせる保護者も。そして絵本「キャンディをひとつ」の読み聞かせが始まると、不思議にもそれまで騒いでいた子どもたちも、皆静かに集中して本の世界へ。最後には、マユミーヌさんが呼びかけると、ステージの前まで子どもたちが集まり皆で大合唱。大盛り上がりの中、約40分の読み聞かせ音楽会は終了しました。

この音楽会を開催するにあたり、出演者のマユミーヌさんは語ります。
「この音楽会は親子で楽しんでいただくことが一番の目的です。お母さんは、お子様が騒ぐのでは、と心配されるかもしれませんが、お子様が音楽を聴いて、自由に楽しんでいただきたいと思います」と。そのため、この音楽会で工夫をしたことがあるとマユミーヌさん。
「まず、イス席ではなく子どもが自由に動けて、親子で一緒に座れるようにフラットなフロアーで参加してもらうこと。もう一つは読み聞かせ。できるだけ絵本に触れていただくため、数名のお手伝いの方に協力していただき、子どもたちがより近くで絵本をみてもらいます。読み聞かせの際の音楽もとても素敵です。実は、読み聞かせで流れる音楽はすべて即興演奏。譜面はありません。その日の天気や、その場の雰囲気でキーボード奏者が演奏します。だから、毎回違った読み聞かせになるのでとても楽しみです」と。

参加された保護者の皆様からは、「マユミーヌさんの歌声に癒されました。また子育てに頑張りたいと思います」「親子で参加できるこのような催しは大変に嬉しいです。子どもと一緒に楽しみました」「孫と一緒に参加して楽しいひとときを過ごすことができました」「子どものためと思って参加しましたが、マユミーヌさんの優しい歌声に聞き惚れてしまい、思わず涙ぐみました」など、多くの反響がありました。