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ルーマニアの多彩な音楽を紹介―レクチャーコンサート第1回「ディヌ・リパッティ東京」音楽祭を開催しました
2026年10月10日(土)から12日(月・祝)までの3日間、民音文化センター ミュージアムホールにて、第1回「ディヌ・リパッティ東京」音楽祭を開催しました(主催:駐日ルーマニア大使館、ルーマニア文化会館 東京支部、MIN-ON)。
本音楽祭は、20世紀を代表するルーマニア出身のピアニスト・作曲家、ディヌ・リパッティの作品と、その短くも輝かしい生涯に光を当てるとともに、ルーマニアの豊かな音楽文化を紹介するものです。今回、日本で初めて開催されました。
10日のオープニング・イベントには、駐日ルーマニア大使をはじめ、11カ国・地域の大使館関係者を含む約100名が来場。また、11日・12日に開催した計5公演には、延べ約700名のお客様にご来場いただきました。
クラシック、オペラ、ジャズ、民族音楽など、多彩なジャンルの演奏を通じて、ルーマニア音楽の魅力を紹介する3日間となりました。
10月10日(土)オープニング・イベント
オープニング・イベントでは、駐日ルーマニア大使館のオヴィディウ・アレクサンドル・ラエツキ特命全権大使(写真左)、ルーマニア文化会館本部のイオアナ・ドラガン局長(写真中)、ルーマニア音楽家連盟(UCIMR)のセバスティアン・ゲオルギウ芸術監督(写真右)らが挨拶し、音楽を通じた文化交流の意義や、両国の友好関係への期待が寄せられました。



挨拶に続き、本年、日本ルーマニア音楽協会が主催の「第22回ルーマニア国際音楽コンクール」のピアノ部門で「ルーマニア大使館賞」を受賞した芳野龍吾氏が、音楽祭開催を記念して演奏を披露しました。

続いて、ルーマニアを代表するピアニストのコンスタンティン・サンドゥ氏、ピテシュティ・フィルハーモニー弦楽四重奏団、ブカレスト国立歌劇場で活躍する2人のテノール歌手、ヴァイオリンとピアノのデュオ、ジャズ・アンサンブル、ルーマニアの伝統音楽を奏でる民族音楽アンサンブルなどが、次々と登場。
クラシックからジャズ、民族音楽まで、それぞれの個性が光る多彩な演奏が繰り広げられ、会場は大きな拍手に包まれました。





10月11日(日)第1回「ディヌ・リパッティ東京」音楽祭 1日目
■ 11:00開演
コンスタンティン・サンドゥ(ピアノ)&ピテシュティ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
国際的に活躍するピアニスト、コンスタンティン・サンドゥ氏と、ピテシュティ・フィルハーモニー弦楽四重奏団が出演。
ディヌ・リパッティをはじめ、ルーマニアゆかりの作曲家による作品、そして日本の民謡メドレーなどが演奏され、繊細で豊かな響きが会場を魅了しました。


■ 14:00開演
「ドイナ・アルジェシュルイ」アンサンブル(民族音楽)
ルーマニアの伝統芸能団体「ドイナ・アルジェシュルイ」アンサンブルが出演。
バグパイプ、パンフルート(ナイ)などの伝統楽器を用いた演奏や民族歌曲を通じて、ルーマニアの豊かな伝統文化が紹介されました。
その躍動感あふれる演奏に、会場からはアンコールが沸き起こり、出演者の呼びかけに応じてお客様が手をつなぎ、ルーマニアの伝統舞踊「ホラ」を踊る場面も。会場全体が音楽と踊りを通じて一体となり、温かな笑顔に包まれました。


■ 17:00開演
フィルジャズ・ピテシュティ・トリオ&アニタ・ペトルエスク(ジャズ)
フィルジャズ・ピテシュティ・トリオと、ジャズ歌手・作曲家のアニタ・ペトルエスク氏が出演。
ピアノ、ベース、ドラムによる息の合ったアンサンブルと、アニタ・ペトルエスク氏の表情豊かな歌声が融合し、ルーマニアのジャズ音楽の魅力を届けました。

10月12日(月・祝)第1回「ディヌ・リパッティ東京」音楽祭 2日目
■ 11:00開演
リヴィウ・インドリカウ&アンドレイ・ペトレ(テノール)、コンスタンティン・サンドゥ(ピアノ)
ブカレスト国立歌劇場で活躍するテノール歌手、リヴィウ・インドリカウ氏とアンドレイ・ペトレ氏、そしてピアニストのコンスタンティン・サンドゥ氏が出演。
ルーマニアを代表する作曲家ジョルジェ・エネスクやティベリウ・ブレディチェアーヌの歌曲をはじめ、多彩な作品が披露されました。楽曲の解説に加え、2人のテノール歌手によるユーモアあふれる掛け合いが会場の笑いを誘う場面もあり、終始和やかな雰囲気に包まれました。伸びやかで力強い歌声と、情感豊かなピアノの響きが、会場を魅了しました。

■ 14:00開演
ディアナ・ジパ(ヴァイオリン)&シュテファン・ドニガ(ピアノ)
世界7大陸でのコンサート最速記録としてギネス世界記録に認定された2人が、ジョルジェ・エネスクやディヌ・リパッティなど、ルーマニアを代表する作曲家の作品を、楽曲の背景や魅力についての解説を交えながら披露しました。
息の合ったアンサンブルと、繊細かつ情熱的な演奏に、会場から大きな拍手が送られ、3日間にわたる音楽祭は盛況のうちに幕を閉じました。


ご来場のお客様の声
コンサートを鑑賞されたお客様からは、以下のような感想が寄せられました。
「言葉がわからなくても涙が出るほど感動し、音楽には世界を平和にする力があると感じました」
「真剣そのもので、奏でて聴かせてくれる様子が、平和の祈り、ルーマニアの国と、日本の国の、友好関係への祈りに聴こえました」
「みんな大喜びで、会場が一体となって暖かい雰囲気で行われていて、本当に素晴らしいと思った」
「子どもと一緒に楽しむことができ、忘れられない思い出になりました」
【主催】
駐日ルーマニア大使館、ルーマニア文化会館 東京支部、MIN-ON
【パートナー】
ルーマニア音楽家連盟(UCIMR)〈主要パートナー〉、ピテシュティ・フィルハーモニー管弦楽団、「ドイナ・アルジェシュルイ」文化センター、アルジェシュ県議会
【協力】
「ディヌ・リパッティ」記念館、日本・ルーマニア音楽協会
※本事業は、皆様からのご賛助によって運営されています。賛助会員の皆様に心より感謝申し上げます。


