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MIN-ONミュージック・ジャーニー~ベラルーシ編~
皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。
今回は、東ヨーロッパに位置する内陸国、ベラルーシ共和国へ駐日ベラルーシ共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。
ベラルーシは氷河期に形成された広い平地に、深い森と湖が広がる美しい国です。

今回は、そんなベラルーシを音楽とともに旅しましょう。

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・シャガールを生んだベラルーシの芸術文化に触れてみよう |
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・国民的料理「ドラニキ」を味わおう |
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・民族楽器「ツィンバロム」の音色を聴いてみよう |
シャガールが生まれた芸術の国


20世紀を代表する画家マルク・シャガールは、ベラルーシ北部の町、ヴィテプスクに生を受けました。彼にとってヴィテプスクは、生まれ故郷であるとともに、最愛の妻ベラと出会った大切な場所。
1920年にこの地を去ってからも、生涯にわたってヴィテプスクを主要なモチーフの1つにし続けました。
国際芸術祭『スラヴャンスキー・バザール』

ヴィテプスクで毎年開催される国際芸術祭「スラヴャンスキー・バザール」は、ベラルーシを代表する文化行事の1つです。「芸術を通して平和と相互理解へ」とのスローガンのもと、音楽に舞台芸術、映画、手工芸品など、幅広い芸術作品が一堂に会し、ベラルーシの現代文化を存分に体験することができます。


国立アカデミー・ボリショイ・オペラ・バレエ劇場

ヨーロッパ最大級の劇場の一つであり、1933年の設立以来、これまでに約20,000回の公演が行われてきた歴史のある建物です。日本では、日本人バレエダンサーの待山貴俊氏が、外国人初の「プリンシパル」(最高位のダンサー)に選ばれたことでも知られています。


ここでは、2006年に民音が招聘した「ベラルーシ民族アンサンブル ラジミチ」の公演より、ベラルーシ民謡『おお、山に二本のカシが』をお届けします。
整備の行き届いた近代都市 首都ミンスク

第二次世界大戦後に大規模な再建が行われた首都ミンスクは、綿密な計画に基づいて整備された近代都市です。国民の20%以上が暮らす生活拠点でありながら、交通手段も充実していることから、観光客にとっても利便性の高いエリアです。

独立広場と地下に広がるショッピングモール
ミンスク駅の北にはヨーロッパ最大級の「独立広場」が広がり、国会議事堂や教会といった荘厳な建物が左右に見えます。広場の地下は巨大なショッピングモールになっており、お買い物を楽しむこともできます。


多様な文化施設と歴史地区
中心部から少し離れたエリアには、「国立アカデミー・ボリショイ・オペラ・バレエ劇場」や独創的なフォルムの「ベラルーシ国立図書館」といった文化施設があります。

また、19世紀のミンスクの面影を再現するように修復されたトリニティ郊外や、歴史的建造物が集まるアッパータウンなど、歴史を感じさせる街並みもミンスクの大きな特徴です。

ジャガイモで作るパンケーキ「ドラニキ」

ベラルーシを訪れたら、ぜひ試したいのがベラルーシの国民食とも言えるドラニキです。すりおろしたジャガイモで作るパンケーキは、カリッとした表面ともちもちした中身の異なる食感を楽しめます。サワークリームを添えるのが定番ですが、チーズソースやアップルソースなど、アレンジも自由自在なのが魅力です。
ここでは、再び2006年の民音公演から、民族舞踊ポルカの『アシ笛』の演奏をお届けします。
大自然と世界遺産
ベラルーシは国土の約40%を森林が占める大自然の国です。北部は深い森と湖、南部は湿地が広がり、多様な野生動物が暮らしています。
北西部
ブラスラフ湖群国立公園
- 美しい森と透明度の高い湖を持った国立公園
西部
ベラベジュスカヤ・プッシャ国立公園
- ユネスコ世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」の一部
- ヨーロッパバイソンをはじめ、250種を超える鳥類など、多様な野生生物が生息
南部
プリピャチ国立公園
- プリピャチ川流域の湿地や氾濫原、森林などを保全する国立公園
ミール城

ミンスクから西へバスで約2時間30分進むと、「ミール地方の城と関連建物群」の名で登録された世界遺産に出会えます。ゴシック、ルネサンス、バロックの異なる建築様式が重なった景観と、漆喰で装飾された外壁は、この地域ならではの見どころです。
ネスヴィジのラジヴィウ家建築・居住・文化複合体

名門貴族ラジヴィウ家ゆかりの城館、教会、庭園などからなる文化遺産です。西欧の建築的伝統を取り入れたこの複合体は、中央・東ヨーロッパの建築や文化に大きな影響を与えました。
ベラルーシの音楽文化
ベラルーシの音楽は、東スラブの民族音楽を土台に醸成されていったとされます。季節の祭礼や農作業、結婚式など、人々の暮らしと深く結びついた豊かな民俗音楽の伝統があり、歴史の中で教会音楽や都市の音楽文化も育まれてきました。
代表的な民族楽器としては、ドゥーダ(バグパイプ)、ジャレイカ(管楽器)、グドーク(弓奏弦楽器)、ツィンバロム(打弦楽器)などが挙げられます。


特にツィンバロムは、16世紀にベラルーシへ伝わり、宮廷や教会などで演奏されてきたベラルーシを代表する楽器です。ここでは、ツィンバロムのきらびやかな音色と超絶技巧を映像でお楽しみください。
旅のおみやげ:麦わら細工


ベラルーシの麦わら細工は、2022年にユネスコ無形文化遺産に登録された伝統工芸です。高度な技術により、細かな模様やデザインまで表現された小箱やモザイク画は、他に類を見ない味わいを感じさせてくれます。
最後に、駐日ベラルーシ共和国大使館が推薦する音楽家の演奏をお楽しみください。
1. Pesniary - Kosil Jas' konjushinu
2. Leprikonsy - Hali-Gali, paratrooper
3. Kupalinka - Belarusian Folk Song (Pesniary)
4. Verasy - Malinovka
5. IOWA - Beat

皆さん、ベラルーシへの音楽の旅はいかがでしたでしょうか。
音楽の旅はまだまだ続きます。次回もどうぞお楽しみに。

協力、写真提供:駐日ベラルーシ共和国大使館
Min-On Concert Association
-Music Binds Our Hearts-



