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2026/06/25 学校コンサート/読み聞かせ音楽会

【アップダウン】長崎市立小江原中学校で開催しました

6月23日(火)長崎市立小江原中学校にて、北海道出身のお笑いコンビ「アップダウン」による原爆体験伝承漫才『希望の鐘』を開催し、約400名の生徒、教職員の皆様にご鑑賞いただきました。

原爆体験伝承漫才は、平和の大切さを伝える原爆をテーマにした世界初の漫才です。

北海道出身のお笑いコンビ「アップダウン」(竹森巧さん・阿部浩貴さん)が、

2020年に「長崎被災協・被爆二世の会・長崎」(山崎和幸元会長)の依頼で制作され

ました。被爆者や被爆体験伝承者の証言や被爆医師の故永井隆博士の著作を基に、漫才という笑いの形式で原爆体験や戦時下の暮らしをわかりやすく伝え、平和や反戦のメッセージを届ける取り組みです。

若い世代やお笑いファンにも届きやすい表現を用いながら、被爆の実相や命の大切さを学ぶ機会として、平和イベントや、小中学校の平和学習での上演など、多くのメディアで話題となっています。



2人は、戦時中に周囲の目を盗んでどぶろくを造る男と警察の“攻防”などを面白おかしく演じていきます。コンビニ店員の「いらっしゃいませ」が米国のロックバンド「エアロスミス」に聞こえるという阿部さんの持ちネタが披露されると、一気に盛り上がりました。

 笑い声があふれる中、徐々に原爆の話へ。「街を焼き尽くし、たくさんの尊い命を奪っていきました」。阿部さんが真剣な表情で語りかけると、会場は静まり返りました。

 大けがを負いながら、負傷者の治療にあたった被爆医師・永井隆博士(1951年に43歳で死去)と、原爆で家族を失った少年・深堀悟さん(2017年に死去)の交流を劇で再現。永井博士が浦上天主堂の「長崎の鐘」を鳴らし、復興に向けて進み始める場面で幕を閉じました。

生徒の多くは、終始、声をあげて笑ったり、真剣な表情でステージを見つめたりしていました。

 

 

質問コーナーでは、多くの生徒たちが自ら積極的に手を挙げ、「この伝承漫才を始めたきっかけは何ですか?」といった本質的な質問が次々と飛び出しました。

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終演後には生徒より

「演技を見て感情移入をすることができたし、平和学習に向けてたくさん調べて活動していきたい」

「漫才のように、僕たちも工夫しながら平和学習を深めていきたい」

原爆体験伝承漫才の創作を依頼した「長崎被災協・被爆二世の会・長崎」の元会長、山崎和幸様からは、

「この劇をつくる際、私は当初から、最初につくったシナリオをそのままずっと全国各地で上演するのではなく、常に進化を続ける原爆体験伝承漫才を目指してほしい、若い世代に親しみやすい「笑い」を通して戦争の記憶を後世に伝え続けてほしい』とお伝えしてきました。

アップダウンのお2人が、その思いを忘れることなく、しっかりと実践してくださっていることを、

今日あらためて確認することができ、大変心強く感じています」との感想を寄せて頂きました。

 

漫才を終えたアップダウンの2人からは、

「一番つらいのは、時間がたつにつれて、多くの人たちが無関心になってしまうことだと思います。それが当事者にとっては、とてもつらいことなのではないかと感じています。私たちは経験したわけではありませんが、伝え聞いた話をよりリアルに、今後の人たちへ届けられるよう頑張っていきたいと思っています。」

「話を聞ける機会もなかなか少なくなってきています。そうした貴重な機会を、今の若い世代へしっかり伝え、想像するきっかけを届けられるよう頑張っていきたいと思います。」と平和の尊さを共有していました。

 

※本事業は賛助会費による公益事業として行いました。皆様のご賛助に心から感謝申し上げます。