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民音フランス派遣事業を実施しました
海外派遣事業の一環として日本の音楽家をフランスに派遣し、2025年12月7日から9日にかけて、パリおよびその近郊において、日本とフランスの友好を深める文化交流事業を実施しました。
ヴィクトル・ユゴー文学記念館を訪問(12月7日)
12月7日、日本人音楽家はビエーブル市にあるヴィクトル・ユゴー文学記念館を訪問し、展示を見学するとともに、地域住民や関係者の歓迎を受けて交流会を開催しました。
交流会では、記念館所蔵の古典ピアノを曽根真央氏が演奏、また尺八奏者の石橋紅童氏、津軽三味線奏者の駒田早代氏、そして和太鼓奏者の前田剛史氏が伝統楽器の演奏を披露。参加者からは大きな拍手と歓声が送られました。
また、日本の伝統音楽や楽器について多くの質問が寄せられ、文化への高い関心がうかがえる交流の場となりました。
学校公演・INSPE講演会(12月8日)
翌8日午前には、派遣音楽家がジョン・デ・ラ・フォンテーヌ中高校を訪問し演奏会を開催。近隣のミケランジェ小学校の児童も参加、小学5年生~中学1年生の約120名の児童・生徒、教員、保護者らが鑑賞し、伝統楽器の紹介と共に、日本のアニメの楽曲を含む演奏に、会場は大いに盛り上がりました。
質疑応答では、「何歳から楽器を始めたのか」「演奏しているときの気持ちは」など、率直で活発な質問が寄せられました。

同日午後には、教員養成大学院(INSPE)パリ・バティニョール校にて約30名の教員・学生が参加し講演会を実施。石橋氏、駒田氏による日本の伝統音楽の背景や楽器の特徴について、実演を交えながら紹介に参加者は真剣に耳を傾け、教員を志す学生の日本文化への理解を深める機会となりました。

エッフェル塔劇場での派遣公演(12月9日)
12月9日には、エッフェル塔劇場にて、15時と20時の2回公演を実施、延べ約800名にご来場いただきました。

第1部では、派遣音楽家が日本の伝統楽器の魅力を生かした「春の海」、「八木節」などを披露。全員で演奏した伊勢音頭、東京音頭では獅子舞(前田氏)も登場、尺八や津軽三味線の音色、そして迫力ある和太鼓の演奏、ピアノと邦楽器のコラボレーションに大きな拍手が沸き起こりました。
第2部の冒頭は、2024年に民音公演に出演したギタリストのマティアス・デュプレッシー、そして、新進気鋭の若手音楽家であるユリス・ボノー(チェロ)による圧巻の演奏で幕を開け、その後、日仏両国の音楽家による共演が実現。デュプレッシー作曲の「A Japanese in Paris/作曲:マティアス・デュプレッシー」や「西の向こう/作曲:駒田早代」「Luminous(ルミナス)/作曲:曽根麻央」等の共演楽曲が演奏し終わるとアンコールを求める盛大な拍手が送られ、演奏終了後にはスタンディングオベーションが起こるなど、終演後も拍手が鳴りやまない、熱気あふれるステージとなりました。

来場者からは、「日仏の音楽が響き合い、音楽が国境を越える“普遍的な言語”であることを実感しました。楽器の紹介も分かりやすく、とても心に残るコンサートでした」
「驚きと感動に満ちた、まさに音楽の旅でした。伝統と現代が自然に融合し、心を深く打たれました」
「非常に高い音楽性と文化的な豊かさを感じました。異なる文化が結びつくことで、感性が大きく広がる素晴らしい体験でした。」等の声が多数、寄せられました。
派遣音楽家
石橋紅童(尺八)、駒田早代(津軽三味線)、曽根麻央(ピアノ)、前田剛史(太鼓)
共演音楽家(12/9のみ出演)
マティアス・デュプレッシー(ギター)、ユリス・ボノー(チェロ)
本事業は賛助会費による公益事業として開催しました。皆様のご賛助に心より御礼を申し上げます。


