9月25日（木）長崎県・諫早市の諌早文化会館にて、ジェイコブ・コーラー氏による学校コンサートを開催し、同市内の西諫早中学校の約600名の生徒、教職員の皆様にご鑑賞いただきました。

 

 

人気ピアニストのジェイコブ・コーラー氏が広島で被爆した被爆ピアノを演奏。

平和への祈りを託した献呈曲「プレリュード・フォー・ピース」などを披露し、美しい音色で聴衆を魅了しました。

また、ジブリ映画のテーマ曲やディズニーメドレーを演奏すると、目を輝かせながら大喜び。時には歌ったり、リズムをとったりしながら音楽を楽しんでいました。

 

ワークショップでは、代表の生徒と被爆ピアノで、連弾が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

• 連弾曲
• 3年生課題曲「あなたへ」
• ポルノグラフティ「サボタージュ」
• ショパン「ノクターン遺作」

 

 

また、被爆者からピアノを託された広島市の調律師の矢川光則氏より、児童に対して被爆ピアノを託した方の思いやピアノの演奏を通して、平和の尊さを伝えて頂きました。

 

 

終演後には生徒より

「迫力のある演奏の中にも、ジェイコブさんの平和の想いが伝わる音色にとても感動しました。争いや戦争がない世界になるために、これからも素晴らしい音楽を伝え続けてください」

との感想を寄せて頂きました。

教頭先生より

「長崎に住んでいるので、原爆や被爆の事をこれまで小学校の時から学んでいるが、生の演奏と被爆ピアノに触れる機会を頂き、平和への行動は、被爆体験以外にも音楽を通して伝えていけるということを学ぶことができたと思います。また、生徒にとって忘れられない思い出をつくって頂き、誠にありがとうございました。」

と感謝のお言葉を寄せて頂きました。

※本事業は賛助会費による公益事業として行いました。皆様のご賛助に心から感謝申し上げます。