[ NEWS ]
2024/11/27
文化講演会/レクチャーコンサート
「タンゴが繋ぐアルゼンチンと日本」レクチャーコンサートを開催
11月25日(月)、赤坂区民センター区民ホールで、「初のアルゼンチンからのタンゴ楽団『オルケスタ・ティピカ』来日70周年記念 タンゴが繋ぐアルゼンチンと日本」レクチャーコンサートが開催され、駐日アルゼンチン共和国特命全権大使はじめ19か国の大使館関係者含む約300名の参加者が鑑賞しました。本コンサートは、アルゼンチンから来日した初のタンゴ楽団である、ファン・カナロ率いる「オルケスタ・ティピカ」の来日(1954年)から70周年を記念して開催されました。(共催:駐日アルゼンチン共和国大使館)
冒頭、アルゼンチン大使館のエドゥアルド・テンポーネ大使が挨拶。
大使は挨拶の中で、アルゼンチン・タンゴが日本人に非常に愛され、両国の文化が深く結びついているのは、儚く移ろいゆくものの中に情緒を見出す「もののあわれ」を愛でる感性が両国民に共通しているからではないかとの考察を述べられ、ファン・カナロが日本とアルゼンチンをタンゴで繋ぐ架け橋となって70周年の記念の年を祝福されました。
第一部では、一般社団法人日本アルゼンチンタンゴ連盟、日本タンゴ・アカデミー会長の飯塚久夫氏が、「オルケスタ・ティピカ」来日公演について講演。当時の写真や演奏の録音を交えながら、ファン・カナロ来日の文化的意義を紹介されました。
第二部の記念演奏には、世界で活躍するバンドネオン奏者である小松亮太氏をはじめ、北村聡氏、鈴木崇朗氏(バンドネオン)、近藤久美子氏、原孝人氏(ヴァイオリン)、松本卓以氏(チェロ)、熊田洋氏(ピアノ)、田中伸司氏(コントラバス)が出演。アニメ「ベルサイユのばら」主題歌「薔薇は美しく散る」や、1954年の「オルケスタ・ティピカ」日本公演で演奏された曲目「Canaro en Japón 日本のカナロ」など、6曲が演奏されました。息の合った迫力ある演奏に、お客様からは大きな拍手が送られ、アンコールで「ブエノスアイレアンド」が披露されると、客席は感動に包まれました。
コンサートを鑑賞されたお客様からは、
「初めてバンドネオンの生演奏を聴き、美しい音色にとても感動しました。ため息しか出ないほど素晴らしく心に残る演奏に、大ファンになりました。音楽が平和を築くことがわかる演奏でした。」
「タンゴには人生の悲哀や生きる希望を彷彿とさせるリズムがあり、人生を感じます。アルゼンチンに行かなければ体験できないタンゴを民音を通して聴くことができ、嬉しく思います。」
「バンドネオンとそのほかの楽器との融合が素晴らしく、タンゴの世界に引き込まれました。外国の港町で聞いているような感じがしました。本物のタンゴは時空を超えて感動を与えてくれます」
等の感想が寄せられました。
コンサートの映像は、後日、民音公式YouTubeチャンネルにて、公開予定となっております。是非ご覧ください。
※本事業は、皆様からの御賛助によって運営されております。本事業を支えてくださる賛助会員の皆様に心より感謝申し上げます。
冒頭、アルゼンチン大使館のエドゥアルド・テンポーネ大使が挨拶。
大使は挨拶の中で、アルゼンチン・タンゴが日本人に非常に愛され、両国の文化が深く結びついているのは、儚く移ろいゆくものの中に情緒を見出す「もののあわれ」を愛でる感性が両国民に共通しているからではないかとの考察を述べられ、ファン・カナロが日本とアルゼンチンをタンゴで繋ぐ架け橋となって70周年の記念の年を祝福されました。
第一部では、一般社団法人日本アルゼンチンタンゴ連盟、日本タンゴ・アカデミー会長の飯塚久夫氏が、「オルケスタ・ティピカ」来日公演について講演。当時の写真や演奏の録音を交えながら、ファン・カナロ来日の文化的意義を紹介されました。
第二部の記念演奏には、世界で活躍するバンドネオン奏者である小松亮太氏をはじめ、北村聡氏、鈴木崇朗氏(バンドネオン)、近藤久美子氏、原孝人氏(ヴァイオリン)、松本卓以氏(チェロ)、熊田洋氏(ピアノ)、田中伸司氏(コントラバス)が出演。アニメ「ベルサイユのばら」主題歌「薔薇は美しく散る」や、1954年の「オルケスタ・ティピカ」日本公演で演奏された曲目「Canaro en Japón 日本のカナロ」など、6曲が演奏されました。息の合った迫力ある演奏に、お客様からは大きな拍手が送られ、アンコールで「ブエノスアイレアンド」が披露されると、客席は感動に包まれました。
コンサートを鑑賞されたお客様からは、
「初めてバンドネオンの生演奏を聴き、美しい音色にとても感動しました。ため息しか出ないほど素晴らしく心に残る演奏に、大ファンになりました。音楽が平和を築くことがわかる演奏でした。」
「タンゴには人生の悲哀や生きる希望を彷彿とさせるリズムがあり、人生を感じます。アルゼンチンに行かなければ体験できないタンゴを民音を通して聴くことができ、嬉しく思います。」
「バンドネオンとそのほかの楽器との融合が素晴らしく、タンゴの世界に引き込まれました。外国の港町で聞いているような感じがしました。本物のタンゴは時空を超えて感動を与えてくれます」
等の感想が寄せられました。
コンサートの映像は、後日、民音公式YouTubeチャンネルにて、公開予定となっております。是非ご覧ください。
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