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2024/10/25 民音研究所

発足10周年記念イベント「レクチャー&ミニライブ」「ワールドサミット」を開催しました


2014年10月18日にスタートした民音研究所は、発足10周年を記念して、10月18日(金)、19日(土)、20日(日)の3日間にわたり、6カ国から研究者が参加して、国際シンポジウム「平和構築の音楽」ワールドサミットを開催いたしました。


初日の10月18日(金)は、ナイジェリアのミュージシャン・学者・教育者であるギデオン・ダンジャ氏(オンライン参加)による「レクチャー&ミニライブ」(聴講者一般公募)を行い、ワールドサミットのオープニングを飾りました。


レクチャーでは「調和と希望:ナイジェリアにおける平和構築のための音楽、研究、文化遺産の活用」についての発表がありました。


ミニライブでは暴力や虐待から子どもたちを守ろうとのメッセージを込めた、ダンジャ氏作詞作曲の『WE ARE THE FUTURE』を、シンガーソングライターのHIMIKOと東京音楽大学付属高等学校の生徒の皆さんが出演し、ダンジャ氏のボーカルに合わせて披露しました。

 

 

19日(土)、20日(日)の2日間は、参加した研究者たちによる「音楽を通じた平和構築のための関係性の変化」をテーマとするブレーンストーミング・セッション(非公開)を行いました。

 

このワールドサミットの開催に向け、民音研究所オリビエ・ウルバン所長が中心となって、「平和構築の音楽」の探究を目指す研究者と、一年前から、幾度となくオンライン会議を重ね、意見交換を行ってまいりました。そうした議論を深めて臨んだセッションは、「平和構築の音楽」という音楽研究の新分野の発展を加速させ、「平和構築の音楽」を構成する「研究」「実践」「教育」の様々な課題を大きく飛躍させる機会となりました。

※ 本事業は賛助会費による公益事業として行いました。賛助会員の皆様に心から感謝申し上げます。