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日本パナマ友好120周年記念「パトリシア・ブリエグ」レクチャーコンサートを開催(音楽博物館ご来館)
8月20日(火)、21日(水)に、民音文化センター・B2ミュージアムホールで、日本パナマ友好120周年記念「パトリシア・ブリエグ」レクチャーコンサート」を開催し、パナマ出身のシンガーソングライター、パトリシア・ブリエグ氏をはじめ、両国の音楽家が共演しました(共催:駐日パナマ共和国大使館、文化庁)。
20日の公演には、6カ国の大使・大使館関係者を含む約150名のお客様が鑑賞。
冒頭、パナマ共和国大使館のカルロス・ペレ特命全権大使、文化庁次長の合田哲雄氏が挨拶し、外交関係樹立120周年を迎えた両国の絆をさらに深めていきたいと、今後の交流への期待を述べられました。
コンサートには、パトリシア・ブリエグ氏(ピアノ・歌)、ビルマ・エスギベル氏(ギター)、ミラグロス・ブラデス氏(パーカッション)、押鐘貴之氏(バイオリン)、三枝俊治氏(コントラバス)が出演。
パナマの歴史を歌った曲や、同国伝統のリズムを紹介する曲などが披露されると、その豊かな音色とリズムに合わせて、手拍子が起こり、会場は一体となって盛り上がりました。
また、日本語で、「糸」や「見上げてごらん夜の星を」、そして「母」が披露され、その情緒あふれる演奏と歌声に、客席からは大きな拍手が送られ、場内には感動が広がりました。
親子向けコンサートとして開催した21日の公演には、お子様約70名を含む、約160名の親子連れのお客様が参加。
パナマ大使館サラディス・デル・レアル二等書記官が、スライドを用いて、同国の豊かな文化を紹介するプレゼンテーションを行い、パトリシア氏、ビルマ氏、ミラグロス氏の3名が演奏を披露しました。
ピアノやギターの優しい音色と美しく透き通った歌声、そして明るい太鼓のリズムに合わせて、子どもたちも一緒に歌い、ダンスや手拍子をして参加し、場内には笑顔が広がりました。
コンサートを鑑賞されたお客様からは、次のような感想が寄せられました。
~8月20日~
「共に歌ったり、手拍子をしたり、リズムやメロディを感じることで、互いの共通点、差異、歴史、そして、心そのものを理解することができるように感じました」
「心が温かくなる歌声を届けてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。音楽は平和の架け橋なのだと心から感じ震えました。愛がいっぱい詰まった幸せな時間をありがとうございました」
~8月21日(親子向けコンサート)~
「迫力がすごかった!お客さんも一緒に歌って世界観に入り込めた。パトリシアさんも日本語を喋れていてすごかったです」
「パナマに行った気分、雰囲気にしていただき、子どもたちもとても楽しんでました。パナマと日本の友好が子供達の世代にもつながっていく機会となり、心より感謝いたします」
コンサートの映像は、後日、民音公式YouTubeチャンネルにて、公開予定となっております。是非ご覧ください。
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なお、コンサートに先立ち、パナマ大使、パトリシア・ブリエグ氏(ピアノ・歌)、ビルマ・エスギベル氏(ギター)、ミラグロス・ブラデス氏(パーカッション)、三枝俊治氏(コントラバス)は、山口代表理事らと懇談を行い、民音音楽博物館の古典ピアノ室や自動演奏楽器室を見学されました。