12月14日(木)14時から、熊本の阿蘇を拠点に国内外において演奏を行なっている「ビエント」学校コンサートを、久留米市立大橋小学校にて開催し、約70名の児童教職員の皆様に鑑賞して頂きました。

大橋小学校は、７月の記録的な大雨で、近くを流れる川の水があふれて体育館や校舎などが床上までつかる被害を受け、今回は同校の多目的ホールでの開催となりました。

吉川万里さんのトークとオカリナ・ケーナなどの笛や打楽器、竹口美紀さんのシンセサイザーで、川のせせらぎ、鳥のさえずりや吹き抜ける風など大自然を感じる素晴らしい演奏に感動が広がりました。
楽器体験コーナーでは、雨や嵐の音にも似た楽器の音色が鳴り響くと、場内から感嘆の声があがりました。また、代表児童とビエントで即席の楽団を結成し合奏を披露するなど、大変に盛り上がりました。
鑑賞後、児童からは

「目の前で生の演奏を聴いたのは生まれてはじめてでした。全身に響き渡る綺麗な音色にとても癒されました。」

校長先生からは、

「図書館として使用していた今回の多目的ホールも、豪雨災害により数ヶ月前までは使用できませんでした。当初は、復旧できる日が来るのかと途方に暮れる日もありましたが、たくさんの方の支えの中、本日学校コンサートの会場が整備できるまでになりました。あきらめずにやり続ければ、必ず幸せなことが待っているということを、子供たちには感じてほしいです。今日は、生の音楽という最高のクリスマスプレゼントを本当にありがとうございました。」

等の新たな音楽の世界に出会えた感動の声が寄せられました。

※本事業は賛助会費による公益事業として行いました。