6月から始まり、33都市43ステージに及んだ、20年振り3度目の「ウクライナ国立民族舞踊団」のツアーが8月8日（火）東京・八王子市のJCOMホール八王子にて閉幕しました。

最終公演でのフィナーレでは公演の成功を祝した紙テープが舞い、終演後のステージ上では、全ての公演が無事に終わった歓喜で、ダンサーたちが互いを労う姿や、スタッフと喜びを分かち合う姿がありました。

来場されたお客様からは

「20年前に鑑賞させていただき、もう一度見たいと思っていました。念願叶い、喜びこの上もありません。コサックの踊りをみて、当時を思い出しました。戦禍の中にあって、大変だと思いますが、どうか頑張って。私たちに勇気をいただき、ありがとうございます。」

「こんなに明るく軽やかなステージだとは思いませんでした。常に胸を張って、顔をあげて、笑顔がかがやく、躍動的なステージを見て、こちらも終始笑顔になり、気持ちが明るく元気になりました。ただ、みなさんのご家族、ご親戚、ご友人が無事であるのだろうかと思うと、目から何度も涙がこぼれました。あらためて、絶対平和でなくてはいけないと思いを強くしました。今日のステージのような、明るくて楽しく、みんなが笑顔の世界で、地球上が満たされますように。大感動と笑顔と元気をありがとうございました。来てよかったです。最後は涙、涙でした。」

「あざやかな衣装にエネルギッシュで可憐なダンスを息をのんで鑑賞しました。本当に元気をいただきました。大変ななかで、ウクライナ人としての正義と誇りに燃え、鍛錬を重ね、世界中で公演される舞踊団のみなさまに心から敬意を表します。」

など、賞賛の声が寄せられました。

2か月にわたり、鮮やかな彩りの民族衣装や華麗でダイナミックなダンスで日本中にスピリッツ・オブ・ウクライナを披露してきたことは多くの方々の記憶に残り続けて行くことでしょう。

一行52名は10日、12日の2グループに分かれて帰国の途に就きました。



ご来場いただきましたお客様、関係の皆様に心から感謝申し上げます。