7月1日（金）長崎・小値賀(おぢか)島にある小値賀町立小値賀小学校体育館にて、小値賀小学校、小値賀小学校大島分校、小値賀中学校、3校合同の「ビエント」学校コンサートを開催しました。

小値賀島は、懐かしい日本の原風景が残る島として「日本で最も美しい村」にも選ばれており、島のほとんどが西海国立公園に指定されている自然あふれる町での初開催となりました。

大島分校の児童は、今日の学校コンサートのために、遠路はるばるフェリーで海を渡って参加。
また、地域一体で学校教育をサポートする地域住民の方々も多数ご来場頂きました。

コンサートでは、吉川万里さんが奏でるケーナやオカリナの主旋律と竹口美紀さんが伴奏するシンセサイザーの迫力や美しさに、児童生徒は、全身で喜びを表現。

さらに、かつて捕鯨で栄えた小値賀町の歴史をふまえて、ビエントが広大な海を悠々と泳ぐクジラをイメージして作曲された「青い海のクジラ」を学校コンサートでは初演奏。 場内はさらに大きな拍手で包まれました。

楽器体験コーナーでは、ペルーから出土した土笛や、タコのような笛、 嵐の音がする楽器など、はじめて触れる民族楽器の音色に、笑いと驚きの声を上げながら、興味深く聴き入っていました。

参加した生徒からは

「どの曲も思わず声が出てしまうほど、迫力があって感動しました」

先生からは

「一つ一つの言葉、一つ一つの音色に心が洗われるような気持ちになりました」

等の感動の声が寄せられました。

※本公演は賛助会費による公益事業として行わせていただきました