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2022/05/26 文化講演会/レクチャーコンサート

中央アジア諸国・日本外交関係樹立30周年記念公演「シルクロード~文化と友情の架け橋 vol.2 キルギス編~」を開催しました

5月21日(土)、中央アジア諸国・日本外交関係樹立30周年を記念するレクチャーコンサート「シルクロード~文化と友情の架け橋 vol.2 キルギス編~」が、東京都港区の赤坂区民センターで、昼夜開催されました(共催:駐日キルギス共和国大使館、文化庁)。

「子ども向けプログラム」として開催された昼の部は、一般公募による約150名の親子連れが鑑賞。駐日キルギス共和国大使館ムルクバトフ・カレンデル二等書記官が、同国の歴史や文化について紹介したあと、コムズをはじめとする民族楽器の演奏やキルギス舞踊が披露されました。

体験コーナーでは、7名の子どもたちがステージに上がり、「丘に凛と咲く五本の花」の演奏に合わせて舞踊に挑戦し、客席に笑顔が広がりました。

夜の部は、同国大使館よりアタベコフ・エルキン臨時代理大使、また文化庁より中原裕彦審議官らが、約300名の参加者とともに鑑賞されました。

最初に、筑波⼤学の⾅⼭利信氏(⼈⽂社会系教授)、コムズ奏者のウメトバエワ・カリマン氏、口琴奏者の直川礼緒氏によるトークショーが行われ、民族楽器のコムズや口琴との出会い、その魅力について語り合われました。

記念演奏では、コムズによる超絶技巧の演奏のほか、ユニークな音色を奏でるテミルコムズ(鉄でできた口琴を意味する)や日本の箏とのアンサンブルが披露されました。
場内はキルギスの大自然に佇むような心地良さに包まれ、客席からは惜しみない拍手が送られました。



コンサートを鑑賞されたお客様からは、

「キルギスのことがたくさん分かりました。口で面白い音を出していてすごいと思いました。楽器も初めて見た楽器ですごかったです。キルギスならではの音楽とおどりを見れて楽しかったです。おどる体験ができてうれしかったです。」


「キルギスの文化に触れ、とても身近に感じることができ、これからも末永く両国の友好・交流を強く願っていきたいと感じました。」

「国それぞれの文化、伝統の音に触れて心をゆさぶられました。とてもなつかしい思いもしました。歌と踊りもきれいで美しく良かったです。」

 

「平和を感じる素晴らしい会でした。今、世界は厳しい状況にありますがこういう交流、心と心の対話が必要であると実感しました。」

等の感想が寄せられました。

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