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2022/04/22 文化講演会/レクチャーコンサート

「韓日青年伝統音楽家の出会い Vol.4 ~韓日打楽器奏者の共演~」を開催しました

4月15日(金)夜、16日(土)昼夜に、レクチャーコンサート「韓日青年伝統音楽家の出会い Vol.4 ~韓日打楽器奏者の共演~」が、東京・新宿区の韓国文化院ハンマダンホールで開催されました(共催:駐日韓国大使館 韓国文化院)。

16日の昼公演は親子参加のコンサートとして開催され、一般の公募により約100名の親子連れが鑑賞、夜公演には、駐日韓国文化院・孔炯植(コン・ヒョンシク)院長が約120名の参加者と鑑賞されました。

ステージでは、韓国の伝統打楽器チャンゴを李昌燮(イ・チャンソプ)氏が、同国の弦楽器コムンゴを朴善英(パク・ソニョン)氏が演奏し、見事なハーモニーを演出しました。また、李氏が楽器や楽曲の紹介を交えながら、各地の村祭りでも披露される楽曲「アンジュンバンソルチャングカラク」を独奏しました。

後半では、和太鼓・笛・胡弓奏者の吉井盛悟氏が三宅島に伝わる木遣り歌を披露。そして、日本と韓国の音楽の繋がりや打楽器の紹介を交えながら、太鼓奏者の佐野健士龍氏、見目萌氏とともに、日本の祭囃子のリズムをまとめた「祭囃子組曲」他2曲を演奏、勇壮な和太鼓の音を響かせました。



更に、日本を拠点に活動する女性韓国打楽器パフォーマンス集団「Tannpi」が、鮮やかな韓国の伝統衣装に身をまとい、サムルノリの要素を取り入れた作品「風物(プンムル)」を披露しました。

フィナーレでは、韓日打楽器奏者の共演作「雲岫(うんしゅう)」が披露され、迫力ある演奏に客席からは惜しみない拍手が送られました。

子どもたちからは

「太鼓の生演奏を初めて聴いた」

「韓国と日本の楽器の音が一つに合わさり、迫力がすごかった」

などの感想が寄せられた他、

「音楽は国を越えて生きる勇気と希望、活力を与えてくれることを実感し、とても感動しました」

「コロナ禍でこんなにも素晴らしい韓日の共演を、子供たちと一緒に見ることができてよかったです」

等、感動の声が多く聞かれました。

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