「ヤーノシュカ・アンサンブル」一行4名が、各国での公演の合間を縫って、日本公演を1月21日（火）Bunkamuraオーチャードホールでの初日から、1月31日（金）小山市立文化センターでの楽日まで、全9公演を終了しました。

ウィーンを拠点に活躍する「ヤーノシュカ・アンサンブル」は、ブラチスラヴァで6世代にわたり音楽を創作してきた音楽一家ヤーノシュカ家3名と義理の兄弟で、3世代にわたりベース演奏を続けているダルファス家からベース奏者のユリウス・ダルファスの4名で構成されています。

各人が様々な音楽コンクールで賞を受賞。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団等の世界名門オーケストラ等と共演している実力ある演奏家たちです。確固たるクラシックの演奏テクニックをベースに、ジャズやポップスなどのテイストを取り入れ、即興芸術を演奏に盛り込んだ彼ら独自の『ヤーノシュカ・スタイル』が各地で好評を博し、お客様から沢山の感想を頂戴しました。

「圧倒的な技巧に夢中になって聴いていました。音楽を楽しむ演奏であり、ジャズのような即興性もあり、本当に楽しかったです。」

「馴染みのある曲を素敵なアレンジで聞けて、とても感動的な演奏会でした。絶妙な兄弟の呼吸なのか細やかな音色まで安心して聴けました。たった4人なのにオーケストラ以上に劇的な演奏で、彼らに出会えたことに感謝です。」

帰国の2日後にはイタリア公演がスタートし、多忙極める「ヤーノシュカ・アンサンブル」から当協会に御礼状が届きました。

「民音にご招待を賜り、私どものユニークな『ヤーノシュカ・スタイル』を、日本の素晴らしい都市と会場で演奏させていただき、心より御礼を申し上げます。私ども『ヤーノシュカ・スタイル』のプログラムを日本各地で披露する中で、観客の皆様より多くの触発とエネルギーを頂戴しました。日本の皆様への感謝の気持ちは、言葉では言い尽くせません。私どもの演奏に対する皆様の心温まる歓待、真心そして大喝采の拍手に、心から感動致しました。素晴らしい貴国で、完璧なまでの啓発と忘れがたい10日間を過ごさせて戴きました。」

と記されていました。

嬉しいことに、彼らの再来日公演を期待する声を各地からたくさん頂戴しております。「ヤーノシュカ・アンサンブル」の世界各国での益々の活躍と成功を期待すると共に、魂を揺さぶる彼らの名演奏を、再び日本で聴けることを、心から念願しています。

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