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2020/01/22 文化講演会/レクチャーコンサート

日本オーストリア友好150周年記念民音レクチャーコンサート「グラーツ少年少女合唱団」を開催しました

1月13日(月)、日本オーストリア友好150周年を記念するレクチャーコンサート「グラーツ少年少女合唱団」を、オーストリア共和国大使館、文化庁との共催で、民音文化センターB2ミュージアムホールにて、昼夜2回にわたり開催致しました。

「親子で楽しむレクチャーコンサート」と題して午後2時から開催された昼の公演には、一般公募で参加した親子連れ約150名が鑑賞し、公演後には、出演者と児童との記念撮影に応じるなど楽しく交流が行われました。

夜の公演には、オーストリア共和国大使館より、フーベルト・ハイッス特命全権大使、また文化庁より、森孝之審議官らが、100名の一般参加者と鑑賞。

ハイッス大使は、

「両国の交流は、明治時代に始まり、その流れは、ついに令和の時代に入りました。その長い歴史を祝賀する今日のコンサートの開催を本当に嬉しく思います。また、この記念すべき時に、我が国の小さなアーティスト達が大きな貢献をしてくれたことを、大変誇りに思います。」

と挨拶。

文化庁の森審議官は、両国のこれまでの交流に触れられながら、グラーツ少年少女合唱団を日本へお招きできたことへの喜びと、これからの両国友好関係が更に深まることへの期待を述べられました。

コンサートでは、色彩豊かな民族衣装に身を包んだ、愛らしい少年少女の合唱団が、オーストリア民謡や、クラシックなど全17曲を披露。フォークダンスや、客席とのヨーデルの合唱も披露し、ABBAの「ダンシング・クィーン」や「ラデツキー行進曲」では、軽快なダンスや手拍子を交え、場内は終始、感動に包まれました。

そして最後は、日本のオペラ歌手、大田茉里氏と「エーデルワイス」「ふるさと」を合唱し、会場からは、惜しみない拍手と歓声が沸き起りました。

コンサートを鑑賞されたお客様からは、

「えがおがとくによかったです。おわったあとにしゃしんをとってくれたのが、うれしかったです。おかあさんといっしょに楽しめて、いい思い出になりました。ぜったいわすれません。(8歳 女の子)」

「合唱団の歌声に心が震えるほど、感動しました。曲が流れると自然に身体を揺らして、リズムを取る姿に、合唱団の子ども達が、伸び伸びと教育を受けているのだなと感じました。このようなコンサートは初めてでしたが、観賞することが出来、本当に感謝です。(40代 女性)」

「1曲目に入った途端に、オーストリアから山と草原の風が吹いて来たようでした。一瞬でグラーツへ飛んだような、心地よい歌声でした。ダンスも合唱も素晴らしかったです。客席とのヨーデルの合唱も楽しかったです。(40代 女性)」

「清らかな美しい歌声で感動しました。オーストリアと日本の友好150周年を、民音を通してお祝いできる素晴らしさを、深く実感しました。本当に感謝の気持ちで一杯です。(60代 女性)」
                                                                             
等の感想が寄せられました。

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