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2019/12/26 公演情報

「テレム・カルテット」公演が終了しました

ロシア民族音楽アンサンブル「テレム・カルテット」が、11月24日沖縄コンベンションセンターでの初日公演から、12月10日オリンパスホール八王子公演まで、全12公演を終了しました。

テレム・カルテットは、ロシアの文化都市サンクトペテルブルクを拠点に活動しているアーティストです。伝統的な民族楽器を駆使して、クラシックからポピュラーまで幅広い音楽を、独特のアレンジで演奏するスタイルを持っています。

サンクトペテルブルク市からは「市の象徴」と言われており、ソチ・オリンピックなどにも国を代表して出演しております。2017年以来、今回が2度目の民音の公演となりました。

テレム・カルテットの音響を務めるアンドレイ・ロバノフ氏は、1989年民音主催の「環太平洋音楽祭」でキーボード奏者として出演。公演では、ワレンチナ・パンチェンコ氏の透き通る歌声、タチアナ・ナウーモヴァ氏のかわいらしい司会に、各地大変ご好評いただきました。

ツアーでは、アンコールに『母』(創立者による作詞)の演奏を行っていましたが、歌手のワレンチナ氏は、

「『母』は、歌えば歌うほど、素晴らしい歌だと感じます。曲も歌詞もとても素晴らしい。歌詞の意味が分かれば分かるほど、『母』の深さが分かります。歌を歌えることが嬉しいですし、歌うことの責任も感じています。」

と語られておりました。

山形公演終演後には、ロビーでワレンチナ氏の指揮のもと、ご来場いただいたお客様と大合唱になる場面もあり、ワレンチナ氏は「感動で涙が出た」と話されておりました。

帰国の際、リーダーのアンドレイ・コンスタンチーノフ氏は、

「私どもは音楽で心と心を結ぶという理念で活動していますが、民音とその理念が完全に一致していることを、心より嬉しく思います。また今後も、良い関係性を築いていければ幸いです」

と、力強く語られていました。

一行は12月12日、サンクトペテルブルク市に無事到着しました。