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2019/11/07 海外派遣

第6回Min-On Global Music Network(タイ)を開催しました

今回「Min-On Global Music Network」の第6回目として、10月12日から20日まで、日本・メコン友好10周年記念事業を開催いたしました。(タイ文化省、在タイ日本国大使館共催)

今回派遣したアーティストは、日本を代表する太鼓グループ「鼓童」に10年間所属していた吉井盛悟氏を中心に、和太鼓と鳴り物、篠笛、胡弓、津軽三味線、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)、筝、十七(じゅうしち)弦(げん)、奄美の三線や唄、更に、タイの伝統楽器のラナート奏者である、タイ人のトサポーン氏がゲスト出演し、ジャンル超えて日本の伝統音楽の心を伝える公演となりました。

初日公演が行われたチェンマイでは、ほとんど海外アーティストの公演は無く、拍手を続ける慣習もあまり無いそうです。しかし、公演が進むにつれ、徐々に反応が良くなり最終版アンコールに入り出演者の呼びかけで盛り上がって良いとわかると、今までの静寂が嘘のように歓声のあがり、会場は大いに盛り上がりました。

出演者からは、「この公演は、日本国内でも新しい舞台で、2年前から取り組んでおりますが、今回、念願であった初の海外で公演を行うことができ、大きな自信を掴むことができました」と、大変に喜んでいただきました。

公演には、タイ王国の政務官、文化省参事官、駐タイ王国の日本国大使、ウィラ前文化大臣にご来場いただきました。前文化大臣は、「タイと日本との交流がさらに深まった」と語られ、終演後には出演者を激励されるなど、公演の大成功を大変に喜ばれておりました。

その後、2日目にはバンコクの国立劇場、3日目の最終公演はバンコクのサイアムピックホールにて、2公演を開催しましたが、いずれの会場もほぼ満席で大盛況の中、終了いたしました。

※ この公演は賛助会費による公益事業として行いました。