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2019/02/27 文化講演会/レクチャーコンサート

「韓日青年伝統音楽家の出会い」を開催しました

2019年2月15日(金)に、韓国と日本の伝統楽器の青年音楽家、歌手による韓日交流の企画第2弾「韓日青年伝統音楽家の出会い」を駐日韓国文化院と共催により、同院・ハンマダンホールにて開催。

はじめに演奏された組曲『月虹(げっこう)』は、韓国の打楽器奏者、ミン・ヨンチが作曲した5部構成の曲で、韓国の伝統楽器、縦笛ピリをパク・ミウンが、2弦の弓奏楽器へグムをキム・ジュンヒ、太鼓チャンゴをミン・ヨンチがソロで演奏、続いて、ミン・ヨンチの厳かな打楽器のリズムに、へグム、ピリ、テピョンソの音色が合わさり、幻想的なメロディが奏でられました。

続いて、日本の伝統楽器、津軽三味線を山口ひろしが、尺八を田辺恵山が、そして民謡歌手の山本泉が『津軽じょんから節』、『ちゃっきり節』、『南部俵積み唄』などを演奏、その賑やかな日本民謡の音色、歌声に、客席も手拍子で応え盛り上がりました。

また『アリラン』や『アメイジンググレイス』など、馴染みの曲を両国の演奏家がアレンジし合奏、次代を担う音楽家の熱演、その韓日の友好の美しき調べに、客席からは、惜しみない拍手が送られました。

フィナーレで熊本民謡『牛深ハイヤ節』が演奏されると、陽気なアンサンブルと歌声、掛け声が場内に響き渡り、国境を越えて、両国の心と心が結ばれたその瞬間に、会場は感動に包まれ、幕が降りました。

レクチャーコンサートにご応募頂きました皆様に心より御礼を申し上げます。
引き続き、当協会の事業にご支援、ご協力を頂きますようよろしくお願い致します。