[ 公演案内 ]
東京民謡倶楽部
公演期間:2023年02月08日(水) ~ 03月28日(火)
小山流三代目“小山豊”が率いる注目のバンド
東京民謡倶楽部
和と洋の融合から生まれる新感覚のサウンド
【出演】小山豊(三味線)、駒田早代(唄・三味線)、武田佳泉(三味線)、白藤ひかり(三味線)、渥美幸裕(ギター)、マーティ・ホロベック(ベース)、栗林すみれ(ピアノ)、西原史織(ヴァイオリン※2月・関内公演)、磯部舞子(ヴァイオリン※3月・中野公演)、守真人(ドラム※2月・関内公演)、福森康(ドラム※3月・中野公演)
【主な予定曲目】こきりこ節、春駒、木頭音頭、他
☆受け継がれてきた伝統の民謡から“今の民謡”へ! 津軽三味線小山流三代目のもとに、若き音楽家たちが集結。
日本の民謡を時代や文化の流れとともに変化させ、幅広い世代の身近な音楽にすることを目指し、津軽三味線小山流三代目 小山豊を中心に結成された東京民謡倶楽部。伝統的な和の音楽の節をもとに、洋楽器の音色を取り込んで“今の民謡”を演奏します。
日本人の生活に根ざした大衆音楽として、各地で唄われてきた民謡。それぞれの土地で守られ、脈々と受け継がれてきた伝統的な民謡を、“今の民謡”に変化させ、幅広い世代にとっての“日常の音楽”へと取り戻すため、若き音楽家たちが集結。津軽三味線小山流三代目 小山豊率いる「東京民謡倶楽部」が、民謡×ジャズで生み出される新感覚のサウンドをお届けします!
小山豊は、幼少より津軽三味線小山流宗家 小山貢翁(おやま みつおう:祖父)に師事。日本最大流派のひとつである小山流の三代目として、国内外で演奏活動を行ってきました。古典以外でも、「嵐」や「ももいろクローバーZ」といった人気グループとの共演や、人気アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』で劇中の三味線の音を担当するなど、その活動の幅は広く、多岐にわたるジャンルで活躍中。民音公演においても、城之内早苗、伊藤多喜雄のバックで演奏をつとめ、豊富な経験とたしかな実力は折り紙つきです。
多方面に活動を展開する一方で、かねてより抱いてきた、「民謡を時代とともに変化させ、民謡の再民主化を目指したい」という思いから、メジャーで活躍する音楽家たちを招集し、2021年に「東京民謡倶楽部」を始動。
昨今耳にする機会が増えたポップス、R&B、Hip Hopなどの音楽に、和楽器の音色を合わせた音楽とは真逆のアレンジで、伝統的な和の音楽のフォーマットに洋楽器のサウンドを取り込むというスタイルを確立。津軽三味線の軽快な音の響きと、ベース、ドラムの重厚な音の重なり。唄とお囃子とヴァイオリンが織りなす、これまでにない斬新なメロディー。ギターとピアノが生み出す、おしゃれなジャズサウンド。それらすべてが絶妙に交わり創り上げられる音楽から、民謡の魅力を新発見すること間違いなしです。
ついにライブハウスを飛び出し、民音公演で初のコンサートホール開催へ! 日々進化を続ける「東京民謡倶楽部」のステージを見届けて、ぜひ“今の民謡”を体感してください。
幼少より津軽三味線小山流宗家(祖父)小山貢翁に師事。日本最大流派のひとつである小山流の三代目として、国内・海外で演奏活動を行っている。 2001、2002 年(財)日本民謡協会津軽三味線コンクールで優秀賞を連続受賞。2011年には自身が結成した津軽三味線ユニット、OYAMA x NITTA で、ニューヨーク・カーネギーホール主催コンサートを成功させ、NY TIMESから称賛を受ける。2013 年にはラテンアメリカ最大規模の音楽祭であるセルバンティーノ国際芸術祭(メキシコ)に招聘され、自身のユニットを結成し参加、大きな成功をおさめた。
古典以外でも、嵐やももいろクローバーZといった人気グループとの共演、「ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism」「ARASHI Japonism Show in ARENA 2016」では和楽器隊リーダーとして数十名の奏者を率いて参加。「Sky magic」では25台のドローンとコラボレーション、狂言師・野村萬斎氏構成演出の「マクベス」への参加、「LA FOLLE JOURNEE」「Fuji Rock Festival2017」にも参加するなど、コラボレーションは多岐にわたる。 松山千春氏の41年ぶりとなる全国弾き語りツアー「松山千春コンサート・ツアー2018『弾き語り』」に唯一のゲストとして参加。
2020年8月12日ソニー・ミュージックダイレクト「粋凛」レーベルより、メジャー初となるアルバム『obi』をリリース。2021年には松本まりか主演WOWOWオリジナルドラマ『向こうの果て』の主題曲、演奏指導を担当。最近では「ずっと真夜中でいいのに。」とのコラボレーションやゲーム『原神』や『Ghost of Tsushima』のレコーディングに参加、『鬼滅の刃 遊郭編』において三味線の音を担当。小泉今日子氏をプロデューサーに迎えた新たなユニット「tagayas」を結成するなど、その活動の幅は広く、多方面のジャンルにおいて活躍中である。津軽三味線や民謡の魅力を伝えるため、伝統の継承とともに、枠にとらわれない柔軟な新たな解釈で、既存には無いサウンドを生み出し続けている。
◆渥美幸裕(あつみ ゆきひろ)/ギター:
日本の伝統音楽を、ギターを通して現代にアップデートし、その魅力を世界に伝え、次世代へ継承するプロジェクト「邦楽2.0」主宰。伝統音楽の様々な音楽的仕組みから「Japanese Guitar」の開発に取り組む。京都を制作拠点とし、これまでに祇園宮川町の芸妓、文楽座、天台声明など、様々な邦楽、民謡の演奏者と共演。2021年には、自身の作品が世界11ヵ国のiTunes、Apple Musicのインストゥルメンタル部門で1位を獲得。2022年、奄美民謡の第一人者、前山真吾の作品『AMAMISM』をプロデュース。
◆マーティ・ホロベック/ベース:
オーストラリア・アデレード出身。メルボルンで「Sex on Toast」「The Lagerphones」のレギュラーメンバーとして活躍。世界ツアーに参加するなど、多くの国外アーティストとのコラボレーションを重ねた後に、活動拠点を東京に移す。
現在は、「SMTK」「Answer to Remember」への参加をはじめ、日本のジャズシーンの最先端で活動する一方、NHK Eテレの教育テレビ番組『ムジカ・ピッコリーノ』にレギュラー出演するなど、多方面で活躍している。リーダーアルバムに『Trio Ⅰ』『Trio Ⅱ』『Trio Ⅲ』があり、2022年にはDays of Delightより、渡辺翔太とのデュオ『Song for the Sun』を発表した。
◆栗林すみれ(くりばやし すみれ))/ピアノ:
ピアニスト。コンポーザー。2014年、1stアルバムがディスクグランプリニュースター賞受賞。2018年、ジャズライフ誌で表紙を飾る。ロンドンでのリーダー公演、イタリア、ドイツ、オーストラリアでのツアーや録音等、海外での活動も目覚ましく、アルバム『I Will Touch You』は2020年、イタリアのベストジャズアルバム100に選ばれる。唯一無二の音色と、型にとらわれない演奏で多くの聴衆を魅了している。父は生田流箏奏者。
◆西原史織(にしはら しおり)/ヴァイオリン ※横浜・関内ホール出演:
4歳よりヴァイオリンを始め、東京音楽大学付属高校、同大学を経て同大大学院を修了。在学中、短期留学奨学生としてモーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーに参加。2016年、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールにて特別賞を受賞。2019年、ペルージャ音楽祭にて、ウリ・セガル氏率いるヴィルトゥオージ・ブルネンシスオーケストラと、ソリストとして共演。石井竜也、杏里、柏木由紀(AKB48)、GLIM SPANKYなどのライブやレコーディングに数多く参加。
また、高校時代に独学でベースを始め、スリーピースバンドを組んでいた経験を活かし、現在はヴァイオリンとベースの持ち替えという稀有なマルチプレイヤーとして、ジャンルを問わず幅広く活動中。
◆磯部舞子(いそべ まいこ)/ヴァイオリン ※なかのZEROホール出演:
5歳の時「ばいよりん」という語感に惹かれ「ヴァイオリン」を習うことを決意する。伊藤多喜雄、小山卓治、ハシケン、林正樹、一噌幸弘、伊藤ヨタロウ(メトロファルス)、都丸智栄(ザッハトルテ)、チャラン・ポ・ランタン、松尾スズキ(大人計画)『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』『キャバレー』など、様々なフィールドでライブ、レコーディングの日々を過ごす。ベチコの愛称でも親しまれ、都内を拠点に全国で活動中。辻楽師を目指している。
◆守真人(もり まさと)/ドラム ※横浜・関内ホール出演:
クリスチャンの両親の影響で、幼い頃から教会で音楽にふれ、遊びでドラムを叩いていくうちに魅了され、本格的に始める。
大学卒業後、キーボーディストの坪口昌恭に誘われ、同氏率いる東京ザヴィヌルバッハ・スペシャルに参加したり、ドラマーの石若駿の紹介により、シンガーでありジャズフリューゲル奏者のTOKUのバンドで演奏するようになる。現在では崎山蒼志、武田真治、ベルマインツ、尾崎裕哉、Electric神社バンド、小坂忠、工藤静香、今陽子、Steelpan Records、近藤利樹、ももいろクローバーZ、Shiho(Fried Pride)、荻原亮、曽根麻央、日野JINO賢二など、幅広い音楽シーンでのサポートやセッションライブ、レコーディングに参加している。
◆福森康(ふくもり やすし)/ドラム ※なかのZEROホール出演:
鹿児島県出身。15歳でドラムを始め、YAMAHA PMSにて大久保重樹氏に師事。上京後、都内のジャズクラブやセッションに参加。
現在は、TOKU(vo&flh)、多田誠司(sax)、BONANZA、HUMADOPE、So Jaguarなど、都内を中心に幅広い年代のミュージシャンとのライブ活動、レコーディングに参加。若さ溢れるパワーと、繊細さを 併せ持つ稀有なドラマーとして定評がある。
◆白藤ひかり(しらふじ ひかり)/三味線:
1990年福岡県北九州市生まれ。
兵庫県川西市で育つ。駒澤大学卒業。9歳より祖母の影響で津軽三味線を始める。津軽三味線を福士豊秋師に師事。2010年全国津軽三味線競技会名古屋大会 一般A級優勝、2018年津軽三味線コンクール大阪大会 大賞の部優勝、2019年津軽三味線日本一決定戦 日本一の部優勝。
◆武田佳泉(たけだ かなみ)/三味線:
1989年愛知県稲沢市生まれ。国立音楽大学卒業。
14歳の時に中学校の芸術鑑賞会で見た神谷茂良師の演奏に感動し、津軽三味線を始める。津軽三味線を神谷茂良師に師事、津軽民謡を福士豊秋師に師事。2011年津軽三味線全日本金木大会 一般の部A級優勝。
◆駒田早代(こまだ さよ)/唄・三味線:
三重県津市出身、1999年生まれ。
7歳より津軽三味線を始め、松田隆行師に弟子入りし、10歳より本格的に民謡も始める。小学生の頃から全国大会に出場し、10代で日本一を獲得。中学生の頃、足で太鼓を操る《足太鼓》をオリジナル楽器として発明。弾き語りに加え、足太鼓を使って、一人三役のスタイルでも舞台を盛り上げる。2016年長唄三味線を杵屋五司郎(簑田司郎)氏に師事。長唄を東音福田眞規氏に師事。2018年4月、東京藝術大学に現役合格し、現在4年生。全国各地で演奏活動をしながら、古典である民謡、オリジナル曲からカバー曲、Popsを民謡調にアレンジして弾き語りするなど、様々なジャンルに挑戦し、幅広い層から支持を集める。現在、三重・東京・京都の3ヵ所に稽古場を持つ。
公演日程
開催日 | 開演時間 | 都道府県 ・都市 |
会場 | チケットのご購入 | 詳細 |
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2023年 02月08日(水) |
3:00 pm |
神奈川県 横浜市 |
横浜・関内ホール |
チケットのご購入公演終了 |
詳細 |
【料金】 |
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2023年 03月28日(火) |
6:30 pm |
東京都 東京 |
なかのZERO大ホール |
チケットのご購入公演終了 |
詳細 |
【料金】 |