HOME > 社会貢献(東北希望コンサート)

社会貢献社会貢献
社会貢献
OUTREACH

東北希望コンサート

私たちは「音楽の力」で「東北の力」になりたいとの願いを込め、2012年5月より、
復興を願うアーティストの協力をいただきながら、「東北希望コンサート」を行ってまいりました。
被災地の小中学生に音楽の贈り物を届け、被災地の思いに寄り添い、
勇気と希望、癒しと再生の灯をもたらしたいと切に願っております。

1234567890

東北希望コンサートに
関わる人たち

児童のみなさんがこれからの人生で試練や困難に遭遇したときに、今日聴いた歌が少しでも乗り越える力になってほしい。

歌手 木村弓さん

多くのスタッフの方々にサポートして頂いて、被災地の学校にこのようなコンサートをお届けすることができ、とても嬉しく思います。特に今日は、私が歌った「いつも何度でも」という曲を小学校5年生、6年生の皆さんが一生懸命練習して、演奏して下さり、本当に感激しました。海と山に囲まれた自然豊かな環境でのコンサートだったこともあるとは思いますが、私自身も逆に皆さんから大きな元気をいただき、素敵なひと時を一緒に過ごさせて頂きました。今日の「東北希望コンサート」で聴いて頂いた歌が、児童の皆さんの心のどこかに残るものであったらと願っています。児童の皆さんがこれからの長い人生を歩まれる中で、試練や困難に遭遇するかもしれませんが、そんなときに今日の「東北希望コンサート」を思い出し、少しでも乗り越える力になればと思っております。
今日はたくさんの方にお世話になって、このようなコンサートを開催できたことに感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

慣れない避難生活。苦しかったけど、
「東北希望コンサート」で元気を
もらって、一生懸命登校したのを
覚えています。

参加者の声(楢葉中学校で参加)

最初の「東北希望コンサート(2012年7月避難先のいわき市にて開催)」のときは、小学校3年生でもうあれから6年経ちました。6年経っても、このときのことはよく覚えています。とっても楽しかったです。慣れない避難生活で苦しかったけど、コンサートを聴いて元気をもらって一生懸命登校した記憶があります。また6年後に参加できて僕はとても嬉しいです。今回もあの時と同じ「東北希望コンサート」だったのにびっくりしていて、うまく言葉に表せないんですけど、すごい楽しかったです。今は楢葉町に戻って来られて心も生活も全て充実していて、めちゃくちゃハッピーです。今日のコンサートでは、生でプロの人の歌声を聴けてすごい耳が気持ちよかったです。あー、すごいなーって。僕は次のコンサートのときは(卒業して)いないかもしれないですけど、来ちゃおっかなって考えています。

全力で駆け抜けた震災からの7年。
素晴しい歌声はその疲れを
一気に癒してくれました。

福島県双葉郡楢葉町立楢葉中学校・校長荒木幸子さん

辛島美登里さんのコンサートでは、どの曲も本当に素晴らしかったのですが、その中でも「手をつなごう」「一歩一歩ずつ」では勇気をもらいました。音楽の素晴らしさをあらためて感じるコンサートでした。子どもたちは去年4月にこの学校に帰ってきて、やっと当たり前の生活ができるようになり、その中で伸び伸びと学習をしています。「東北希望コンサート」は子どもたちに透き通るような声で「たくさんの勇気」と「心に染みる感動」を与えてくれました。この学校においでくださったことを心から感謝しています。

活動の記録

法人賛助会員制度について