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2016/06/08 民音研究所

「年次報告会2016~平和構築の音楽~」を開催しました

6月2日(木)午後7時より、新宿明治安田生命ホールで「民音研究所/年次報告会2016~平和構築の音楽~」を開催し、250名をこえる聴講者に参加していただきました。

冒頭、主催者(民音研究所・所長小林啓泰)の挨拶の後、民音研究所の上級研究員であるオリビエ・ウルバン博士より、昨年(2015年)2月の開所式以来、4名の研究員で進めてきた研究活動の全体報告を行いました。

主な報告内容
・各種シンポジウムへの参加と発表
・各機関との連携
・ウェブサイトの開設
・研究論文の発表と出版物の刊行

そして三名の研究員より、それぞれの専門分野の視点から「平和構築の音楽」を探求する研究成果の発表を行いました。

エレーン・サンドバル准研究員「平和構築の音楽:音楽の暴力から学ぶ」
クレイグ・ロバートソン研究員「パブリック・リレーション分析による音楽と平和構築操作」
マイケル・ゴールデン研究員「ミュージッキングと平和:生態学の見識から」

また紛争災害地の心のケアに取り組む医師・桑山紀彦氏(NPO法人 地球のステージ 代表理事)をゲストに迎え、アフリカ・ルワンダにおける虐殺の悲劇を乗り越える高校生たちと音楽会を開催して交流した活動を紹介していただきました。この「地球のステージ/ルワンダ篇」は、「音楽する力」の具体的な事例として、参加者に感動を広げました。