1月23日、民音タンゴ・シリーズ〈53〉「キンテート・デル・アンヘル」出演者一行が民音文化センターを訪問。キンテート・デル・アンヘルのリーダー、ウンベルト・リドルフィ氏から、民音創立者への献呈曲「父アンヘルが愛した日本」が贈られました。

リドルフィ氏の父アンヘル・リドルフィ氏は91年、ネストル・マルコーニ・タンゴ楽団のコントラバス奏者として民音公演に出演。リドルフィ氏は贈呈式の席上、献呈曲に込めた思いとして、生前父がこよなく愛した日本をテーマに、音楽文化交流を通し平和の礎を築いた民音創立者に敬愛の意を込め、作・編曲したことを語られました。この献呈曲は、リドルフィ氏、楽団メンバーのアドリアン・エンリケス（ピアノ）、ニコラス・エンリッチ（バンドネオン）によって制作されています。

贈呈式終了後、一行は民音音楽博物館の古典ピアノ室や自動演奏楽器室を見学しました。


 

「キンテート・デル・アンヘル」の来日公演は、1月28日(日)の名古屋公演を皮切りに、3月6日(水)仙台公演での最終公演まで全国22都市24公演を行います。

女性歌手バネッサ・キロス氏、タンゴダンス世界選手権ステージ部門の初代チャンピオン、ガスパル・ゴドイ氏率いるダンスカンパニーと共にお送りする、究極のタンゴショーにご期待ください。