12月18日(月)、東京都港区の赤坂区民センター・区民ホールで、レクチャーコンサート「ラテンアメリカ・コンサート～日本チリ友好の調べ」が開催され、約260名の参加者が鑑賞しました（共催：駐日チリ共和国大使館）。 

冒頭、同国大使館のルイス・パルマ臨時代理大使が挨拶され、同国出身の作曲家や音楽文化についての紹介がありました。



コンサートでは、世界各地で活躍する3名の音楽家、チリ出身の音楽家アレクシス・バジェホス氏（ギター）、ダノール・キンテロス氏（ピアノ）、日本人音楽家の鈴木舞氏（ヴァイオリン）が共演。



チリ音楽の特色や文化についての紹介とともに、各楽器のアンサンブルやソロ演奏で、チリや周辺諸国の作曲家による楽曲が披露され、息の合ったパフォーマンスに客席からは大きな拍手が送られました。

 

コンサートを鑑賞されたお客様からは、

 「ラテンアメリカの力強く、かつ繊細な音楽に聞きほれてしまいました。演奏なのに、踊っている姿が浮かぶようでした」

「一曲一曲に心が引き込まれ、感動の連続でした。チリの空、空気、自然、人の生き方を音律から感じることができ、チリのイメージが広がる楽しいコンサートでした」

「各国・民族の講義を伴ったコンサートでより深く学べ、理解しやすかったです。心から堪能させて頂き、本当にありがとうございました」

等の感想が寄せられました。

 

映像は、後日、民音公式YouTubeチャンネルにて、公開予定となっております。是非ともご覧ください。

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＜演奏された曲目＞
～アンデス～
①ティラナの祭り　Fiesta de la Tirana
　作曲：インティ・イリマニ　Inti Illimani

②アンデスの民族舞踊（セレクション）-アレグレ、-ノスタルジック、-アレグレ
　Danzas populares andinas (Selección) - Alegre、- Nostálgico、- Alegre
　作曲：セルソ・ガリード＝レッカ　Celso Garrido-Lecca

～ラテンアメリカのヨーロッパ～
③大聖堂 -前奏曲（サウダージ）、-宗教的なアンダンテ、-荘厳なアレグロ
　La Catedral - Preludio (Saudade)、- Andante religioso、- Allegro solemne
　作曲：アグスティン・バリオス　“ニツガ・マンゴレ“　Agustín Barrios “Nitsuga Mangoré”

④ロマンス　Romanza
　作曲：エンリケ・ソロ　Enrique Soro

⑤タンゴの歴史（セレクション）-ボーデル1900、-カフェ1930
　Histoire du Tango (Selección) - Bordel 1900、- Café 1930"
　作曲：アストル・ピアソラ　Astor Piazzolla

～チリ、美しいチリ～
⑥トナーダ第5番、トナーダ第6番　Tonada n.5 en La / Tonada n.6 en Re
　作曲：ペドロ・ウンベルト・アジェンデ　Pedro Humberto Allende

⑦ミストラルの呼び声　El llamado de Mistral
　作曲：ヘラルド・カビエデス　Gerardo Caviedes

⑧種子のための音楽　Canto para una semilla
　作曲：ルイス・アドビス　Luis Advis

⑨ティエラ・アデントロ　Tierra Adentro
　作曲：ハイメ・バリア　Jaime Barria

～アンコール～

⑩グラシアス・ア・ラ・ビーダ　Gracias a la Vida
　作曲：ヴィオレッタ・パラ　Violeta Parra