7/7（金）、宮城県東松島市にてスウェーデンの合唱団と弦楽奏者によるグループ「スウェーデン・ハーモニー」の民音学校コンサートを開催しました。

同市教育委員会のご協力により、東松島市立矢本第一中学校、東松島市立矢本第二中学校、東松島市立鳴瀬未来中学校の３校による合同での開催となり、コンサート当日は、320名もの生徒の皆様が、スクールバスに乗り合わせて会場である東松島市コミュニティセンターにお越しくださいました。

コンサートでは、透き通るような合唱団のハーモニーと弦楽器の美しい旋律に、生徒の皆さんは終始真剣に耳を傾け、一曲終わるごとに会場は大きな拍手に包まれました。



途中、指揮者のフレドリック・マルンベルグ氏が、日本語を交えながら、演奏曲やスウェーデンのことを紹介してくれたことで、生徒たちは時折目を閉じ、自然豊かなスウェーデンの風景を想像しながら音楽を楽しんでいたようでした。

また、日本でもヒットしたABBAメドレーや、日本の「ふるさと」「花は咲く」も披露。

特に、美しい日本語で歌われた「花は咲く」は、2011年東日本大震災の復興の願いも込められており、中には涙を流しながら聴いている生徒もおりました。

生徒からは

「スウェーデンの文化や音楽に触れることが出来て楽しかったし、世界はまだまだ広くて、様々な出会いがあることを知りました。これからは積極的に他国の文化に触れていきたい」

との感想もあり、生徒にとって世界に視野を広げる貴重な機会となりました。

※本事業は賛助会費による公益事業として行いました。