[ 公演案内 ]
キエフ国立フィルハーモニー交響楽団「第九」「四季」
公演期間:2019年12月20日(金)
ベートーヴェン生誕250周年開幕記念
キエフ国立フィルハーモニー交響楽団「第九」「四季」
指揮:ニコライ・ジャジューラ
【出演】指揮:ニコライ・ジャジューラ、演奏:キエフ国立フィルハーモニー交響楽団
「第九」ソリスト:イワンナ・プリシュ(ソプラノ)、オリガ・タブリナ(アルト)、オレクサンドル・チュフピロ(テノール)、アンドリー・マスリャコフ(バリトン)、合唱指揮:辻 志朗、合唱:志おん混声合唱団
「四季」ソリスト:大谷康子(ヴァイオリン)
【予定曲目】L.v.ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調「合唱付き」Op.125、A.ヴィヴァルディ:“四季”より「春」「冬」(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集より)Op.8-1、4
※予定曲目は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
☆2020年の“ベートーヴェン生誕250周年”幕開けに、「第九」の感興が高鳴る!
2020年に迎える、ベートーヴェンの生誕250周年。その幕開けとして、「第九」をお届けします。演奏は、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団。指揮には、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団を率いる音楽監督で、民音主催の東京国際音楽コンクール<指揮>出身者でもあるニコライ・ジャジューラがあたります。
音楽史上最も偉大な作曲家の一人で、“楽聖”とも称されるベートーヴェン。オーストリアのウィーンでベートーヴェン本人のもと、「第九」が初演されたのは1824年。全4楽章からなり、第4楽章は独唱、合唱を伴って演奏されます。歌詞にはシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられ、『歓喜の歌』として日本中で歌われ、広く親しまれてきました。ちょうど100年前にあたる1919年12月に、福岡県で久留米俘虜収容所のオーケストラのメンバーが演奏し、女学生たちに聴かせたことが、一般の日本人が初めて「第九」に触れた機会だったと伝えられています。ベートーヴェン生誕250周年(2020年)の開幕と併せて、この記念すべきタイミングに、「第九」公演が実現。
演奏は、ウクライナのキエフに本拠を置く、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団。東欧における最も優れたオーケストラとして、評価を確立している交響楽団です。指揮には、国際的な活動に定評のある、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団の音楽監督、ニコライ・ジャジューラ。「第九」とともにお届けする「四季」では、東京交響楽団のコンサートマスターを務めた大谷康子がソリストとして登場します。
さまざまな困難や葛藤を抱えながらベートーヴェンが作曲した「第九」……「第九」に込められた、「悩みを突き抜けて歓喜に至れ」とのメッセージを、ぜひ会場でご体感ください。
1961年キエフ生まれ。1980年からキエフのチャイコフスキー音楽院に学び、指揮法をロマン・コフマンに師事、在学中の1986年から1988年までロシアのオムスク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務める。1988年東京国際音楽コンクール<指揮>、ブダペスト国際指揮コンクール入選、小澤征爾からタングルウッドのサマーアカデミーに招かれ、バーンスタイン、プレヴィン等の指導を受ける。1988年シェフチェンコ記念キエフ国立歌劇場正指揮者、1989年ソウル交響楽団首席指揮者を歴任、1996年キエフ国立フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。 旧ソ連、スカンジナビア諸国、ドイツ、フランス、オランダ、スペイン、アメリカ合衆国等世界中で演奏活動を行って高い評価を獲得している。
◆キエフ国立フィルハーモニー交響楽団 National Philharmonic Society of UKRAINE KIEV:
1995年ウクライナのキエフに本拠を置く国立フィルハーモニー協会の専属オーケストラとして創設される。1996年には若手の第一人者ニコライ・ジャジューラが音楽監督に就任、フィルハーモニーのライセンコ・ホールで年間50回以上の定期公演を行うほか、旧ソ連を含むヨーロッパ全土から客演に招かれている。特にドイツとフランスでは近年人気が高く、ベルリン、ミュンヘン、ケルンの各フィルハーモニー、バイロイトの大劇場等でチャイコフスキー、ラフマニノフ等を演奏するほか、4年にわたったロワールの音楽祭コンサートは、ハイビジョンでフランス全土に放映され大きな反響を呼んだ。ペンデレツキ、テオドラキス等の作曲家、クレーメル、バシュメット、ヴィルサラーゼ、バドゥラ=スコダ、アッカルド等著名演奏家との共演も数多い。
◆大谷 康子 Yasuko Ohtani/ヴァイオリン Violin:
2020年にデビュー45周年を迎え、これまでにソロ活動はもとより、モスクワ・フィル、スロヴァキア・フィル等、国内外の著名なオーケストラと多数共演。キエフ国立フィルハーモニー交響楽団とは 2017 年以降毎年招聘され、 2019年11月ウクライナにて 3 年連続の共演を予定。また、5月に実力派ピアニスト、イタマール・ゴランと全国ツアー (12都市)を開催。今夏に CD が発売予定。著書に『ヴァイオリニスト 今日も走る!』 (KADOKAWA刊)がある。 BSテレ東毎週土曜朝8時『おんがく交差点』では司会・演奏を務める。
文化庁「芸術祭大賞」受賞。東京音楽大学教授。東京藝術大学講師。(公財)練馬区文化振興協会理事長。川崎市市民文化大使。高知県観光特使。(公財)日本交響楽振興財団理事。使用楽器はピエトロ・グァルネリ (1708 年製)。
公演日程
開催日 | 開演時間 | 都道府県 ・都市 |
会場 | チケットのご購入 | 詳細 |
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2019年 12月20日(金) |
7:00 pm |
東京都 東京 |
東京芸術劇場 コンサートホール |
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【料金】 |