ごあいさつ

民主音楽協会（民音）は、2003年、2005年に日本公演を行い、大好評を博した人気のトリニダード・トバゴのスティール・バンド「エクソダス スティール・オーケストラ」の待望の再来日公演を2014年9月より、全国21都市で開催いたします。

エクソダス　スティール・オーケストラは、スティール・バンドのコンテスト「パノラマ」で4度の優勝を誇る、トリニダード・トバゴ最高峰のスティール・バンドです。結成から30年を超え、これまでに世界の全大陸で公演を行うなど、各国の聴衆を魅了してきました。

スティール・バンドで使用される楽器、スティール・パンは、もともと廃油缶を再利用して作られ始めました。「20世紀最後のアコースティック楽器」と呼ばれており、そのトロピカルなサウンドで、日本でも人気の高い楽器です。同国では、現在でも多くのスティール・パンが生産されています。

スティール・パンは、ブラジルのリオ、イタリアのベニスと並び、「世界3大カーニバル」に称されている「トリニダードカーニバル」には欠かせない楽器として、長く民衆に愛されています。

2014年は、日本とトリニダード・トバゴの外交関係樹立50周年という、両国にとって意義のある年であり、より深い友好を結ぶ機会となります。

今回の公演では、「イマジン」といった名曲をはじめとして、幅広い曲の数々を披露します。カリブ海の音楽スタイルであるカリプソをベースにしたアレンジで、ノリがよく、楽しさ広がるトロピカルサウンドをお届けします。