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スルル・ナ・ホーダ

プロフィル

リオデジャネイロのサンバ再生で最も重要な地区ラパ。そのラパを代表するグループがスルル・ナ・ホーダだ。2000年に当時学生だったメンバーが集まり、歌とカヴァキーニョのニルゼ・カルヴァーリョを中心に、ファビアーノ・サレックとシルヴィオ・カルヴァーリョが集まって結成された。精力的な活動で、翌2001年にはファースト・アルバムをリリース。しかもブラジル音楽の重鎮シコ・ブアルキが参加し、大きな話題となった。またジルベルト・ジルやカエターノ・ヴェローゾなど一流アーチストしか参加できない『サンバ・ソシアル・クラブ』にも招待され参加。サンバの名曲「ダ・メリョール・クアリダーヂ」と「トウ・ヴォルタンド」を演奏、収録した。

また演奏だけではなく、その理論的な知識や経験をアメリカ合衆国インディアナ州やミシガン州の大学でショーとワークショップをミックスした講義を行うなど、新たなチャレンジも行っている。メンバー全員が歌手で楽器奏者、しかもそれぞれ違った音楽的文脈を持ち、真の音楽的異種交配で生み出されたのが、現在のラパと新しいサンバを代表するバンド、スルル・ナ・ホーダである。

スルル・ナ・ホーダ