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ごあいさつ

民主音楽協会(民音)は、南米・ブラジルを代表する音楽・サンバの人気グループによるコンサート「音楽大国ブラジルから、新しいサンバの波 スルル・ナ・ホーダ」を2014年11~12月に、22都市で開催いたします。

★“リオのサンバ=カーニバル”は間違い!?本場・ブラジルの多種多様なサンバ

2014年にFIFAワールドカップが、2016年にはオリンピックが開催されるなど、今最も世界の注目を集めている国・ブラジル。ブラジルを代表する音楽といえば、リオデジャネイロで生まれたサンバが思い浮かびます。また、サンバと聞くと「リオのカーニバル」や、日本での「浅草サンバカーニバル」など、大人数の賑やかな音楽が想像されると思いますが、これはサンバのごく僅かな側面と言えます。

★“音楽の力”で再生に成功。リオで近年最も注目されている街「ラパ地区」とは

ブラジルのリオデジャネイロの一角「ラパ地区」は、1940年代までたくさんの文化人やボヘミアンが集まる歴史的な歓楽街で、アウトローたちのたまり場でした。90年代半ばに「ラパ文化地区再興プロジェクト」と言われる再開発が行われ、大型イベント会場やライブハウス、レストランなどが誕生するとともに、リオから若者が集まり、音楽スポットに変容。この「ラパ地区」で盛んなサンバですが、大規模なカーニバルだけではなく、パーティーなど仲間同士で楽しむ音楽として親しまれています。

★今、最もブラジルの音楽シーンを熱くさせるサンババンド

今回、来日する「スルル・ナ・ホーダ」はラパ地区でトップクラスの人気を誇るグループです。天才バンドリン少女として幼少期から活動してきた、ニルゼ・カルヴァーリョを筆頭に、実力派のアーチストばかりで結成。ソロライブの他、幅広い世代のアーチストとの共演やラテンアメリカツアーを成功させるなど活躍しています。

今回の公演は、現在のラパのサンバシーンそのものをお楽しみ頂く内容でお届けします。サンバの名曲の数々に、ショーロ、ボサノバの曲も、スルル・ナ・ホーダのスタイルで披露します。少人数とは思えないサンバのグルーヴは、同世代のサンババンドの中で群を抜いています。“リオのサンバ=カーニバル”の印象が強い日本の音楽ファンに、新鮮な衝撃を与える、明るく、楽しいステージにご期待ください。

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