~ 人生の悲しみ、生きる喜びを謳うフラメンコ 魂を揺さぶる舞台がここに ~

小松原庸子スペイン舞踊団は1969年舞踊団創立以来、日本でスペイン舞踊の発展に力を注いできた由緒ある舞踊団です。海外公演の実績も豊富で、指導者である小松原庸子は日本、スペイン両政府からその功績を讃えられ、数々の賞を受賞しております。その卓越した指導力と、創造性豊かな作品群は、今なお多くの観客を魅了し続け、多くのファンを虜にしています。

本年の舞踊団創立50周年を記念し、本場スペインから一流のダンサーを招聘し、フラメンコの情熱と魅力あふれたステージをたっぷりとお楽しみいただきます。

後援: スペイン大使館公益財団法人日本スペイン協会



【出演】
男性舞踊手:フアン・オガジャ
女性舞踊手:スサナ・カサス(10/13宇佐~11/12小樽)、ピラール・アストラ(11/15春日部~11/19上越)
小松原庸子スペイン舞踊団
歌手:ホセ・ルイス・ペレスベラ、ナタリア・マリン、ギター:ディエゴ・フランコ
構成・演出・振付:小松原庸子
※スサナ・カサスとピラール・アストラは、開催時期よりいずれかの出演となります。予めご了承ください。

フアン・オガジャ(スペイン男性舞踊手)Juan Ogalla (flamenco dancer):
カディス生まれ。幼少の頃よりフラメンコの盛んなカディスの恵まれた環境、優れた歌い手、ギタリストに囲まれて育ち、舞踊を志す。カディスからセビージャに移り住み、セビージャ・コンセルバトリオでフラメンコの基礎を学ぶ。著明な振付家たちマノロ・マリン、コンチャ・バラス等に師事し、型にこだわらない彼独自の自由な発想で早くもその才能を発揮。1982年カルメン・ヒラルデス作品で抜擢され、カディスのグラン・テアトロ・デ・ファジャでデビューを果たす。その後著名なアーティストと共に数多くのステージに立つ。1988年フラメンコを紹介するグループ設立にソリストとして参加し、ドイツ、スイス他のヨーロッパ各地で公演。評価を得る。翌年パリ・エドゥアルドⅦ劇場において「フラメンコその生きる形」を上演。又ニューヨークにおいては三カ月間に及ぶステージ「ジプシー・パッション」の上演で喝采を浴びる。

スサナ・カサス(スペイン女性舞踊手)Susana Casas (flamenco dancer):
セビージャ生まれ。8歳の時、ホセ・ガルバンのもとで踊りを始め、その後、マティルデ・コラル、マノロ・マリン等に師事する。1995年、クーロ・べレスの「フィエスタ・ヒターナ」でヨーロッパをまわり、1年後、小松原庸子スペイン舞踊団の「カルメン」に出演するため来日、アレハンドロ・グラナドス、トロンボ、ルイス・オルテガ等と共演する。1998年から2004年にはクリスティーナ・オジョス舞踊団で「アルサ・イ・トマ」、「アル・コンパス・デル・ティエンポ」、「ティエラ・デントロ」、「ティエンポ・イ・コンパス」等に出演した。2003年には「ジェルマ」に出演、1年後には同じくクリスティーナ・オジョスが率いるアンダルシア・フラメンコ舞踊団にて「ビアヘ・アル・スール」、「ロマンセロ・ヒターノ」等に出演。権威あるマティルデ・コラル賞など数多くの賞を受賞し、国内外の重要で著名な多くのフェスティバルに出演している。

ピラール・アストラ(スペイン女性舞踊手)Pilar Astola (flamenco dancer):
セビージャのトゥリアナ生まれの舞踊手。歌手としても活躍している。父は、闘牛士、ラファエル・アストラ、母は舞踊手のピラール・バルガス。 メルチェ・エスメラルダ、カラコリージョ、マノロ・レオン、マノロ・マリン等、偉大なマエストロに師事しアーティストとしての教育を受ける。 若い頃からタブラオ“エル・パティオ・セビジャーノ”でクラシコ、 フラメンコを踊り始め、のちにマリア・パヘスの舞踊団に入る。 1990年、セビージャのビエナルでは、作曲家でピアノ奏者のホセ・ロメロと組み、その後、地方に進出し公演活動。 18歳の時には、自らのクアドロを作り“グアダルキビル”という名前でフランスとドイツで公演。 当時、小松原庸子のタブラオ・パティオ・フラメンコに招かれ、大いに人気を博す中、活躍中のホアキン・コルテスと「真夏の夜のフラメンコ」においても共演している。 その後、タブラオ“ロス・ガジョス”や“エル・アレナール”でアンダルシアの多くのアーティスト、エル・カブレロ、ホセ・メルチェ、トマティート、エル・ペレ、ヘスス・エレディア、ホセ・メネセ等との共演を果たしている。 その後、再び日本に行き、「ビバ エル フラメンコ」公演でフォスフォリート、エル・ボケロン、エル・ミステラ、キケ・パレデス等々との共演を果たし、クーロ・ベレス監督の「フィエスタ ヒターナ」でヨーロッパ中を巡業。 1995年、クリスティーナ・オジョスの舞踊団に属し、3年間、ニューヨーク、パリ、ロンドンを始めとして世界のテアトロを廻る。 自分のカンパニーでは、スペイン国内巡業やフィエスタで様々なアーティストと仕事をする。 さらに、南米公演も行い、イスラエル・ガルバン、ラファエル・カンパージョ等と仕事をし、1999年にはサラエボのフェスティバルにも出演。その後も活躍を続けている。

小松原庸子スペイン舞踊団:
フラメンコをはじめとするスペイン各地の民族舞踊、クラシコ・エスパニョール(スペイン古典舞踊)を継承しながらも、常に新しい作品の創作に挑戦し、意欲的な活動を続けている。1969年の舞踊団創立以来、東京をはじめ、日本各地で公演を行い、スペイン舞踊の発展に力を注いでいる。主な年間活動には、日本全国公演、文化庁芸術活動推進事業のアジア、アメリカ、ヨーロッパ公演などがあり、毎年開催している日比谷野外大音楽堂でのフェスティバル「真夏の夜のフラメンコ」も40回以上を数えるまでになり、今や夏の風物詩となっている。舞踊団員は小松原庸子の指導の下、厳しいレッスンを重ねると共に、本場のマエストロたちの指導を直に受けながら、研鑽に励んでいる。フラメンコ本来の様式美をたたえるステージに定評があり、多くの観客を魅了し続けている。2019年に舞踊団創立50周年を迎える。

小松原庸子(こまつばら・ようこ):
東京生まれ。国内のみならず、海外でも輝かしい成功を収め、現在も世界を股にかけて活躍している。1961年より開催されているスペインで最も権威あるウニオンの「カンテ・フェスティバル」では開会の辞を述べるプレゴンに選ばれたこともある。
<受賞歴>
1975年「アントニオ・マイレナ」特別賞
1977年 コルドバ・フラメンコ金賞 - コルドバ市
1978年 イサベル・ラ・カトリカ勲章- スペイン政府
1983年 芸術祭舞踊部門大賞「ゴヤ」 - 文化庁、舞踊批評家協会賞「ゴヤ」 - 舞踊批評家協会、照明家協会賞「ゴヤ」 - 照明家協会
1989年 ジェラルド・ブレナン賞 - アンダルシア文化協会
1992年 第3回現代舞踊協会賞 - 社団法人現代舞踊協会
1993年 文化庁最優秀舞台 - 文化庁
1996年 紫綬褒章 - 日本国政府
2004年 旭日小綬章 - 日本国政府
2005年 アミーゴス・デ・アンダルシア - アンダルシア州政府
2006年 コンパス・デル・カンテ特別賞 - Cruz Campo財団(スペイン国)、APDE賞 -スペイン舞踊及びフラメンコ教授協会(スペイン国)、舞踊芸術賞 -東京新聞
2009年 イサベル女王勲章 エンコミエンダ章 - スペイン国王陛下
2014年 マルカ・エスパーニャの友 - スペイン政府




<2019年>

入場料金: 5,200円(税込)

上記価格は各会場の最上位ランク料金です。
ランク別の料金及びチケット購入は下のバナーから。



都道府県 開催日 開演時間 会場 問い合わせ 電話番号
大分 10/13(日) 15:00 宇佐文化会館・ウサノピア 大ホール MIN-ON九州センター 092-629-3050
大分 10/14(月) 15:00 別府ビーコンプラザ フィルハーモニアホール MIN-ON九州センター 092-629-3050
鹿児島 10/16(水) 19:00 鹿屋市文化会館 MIN-ON九州センター 092-629-3050
福岡 10/17(木) 19:00 大牟田文化会館 MIN-ON九州センター 092-629-3050
佐賀 10/18(金) 19:00 唐津市民会館 MIN-ON九州センター 092-629-3050
福岡 10/20(日) 15:00 ユメニティのおがた MIN-ON九州センター 092-629-3050
東京 10/22(火) 15:00 中野サンプラザホール MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999
山梨 10/25(金) 18:30 YCC県民文化ホール大ホール(山梨県立県民文化ホール) MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999
北海道 10/28(月) 18:30 札幌文化芸術劇場hitaru MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 10/29(火) 18:30 北ガス文化ホール(千歳市民文化センター) MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 10/30(水) 18:30 室ガス文化センター(室蘭市文化センター) MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 10/31(木) 18:30 江別市民会館 MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/2(土) 18:30 たきかわ文化センター MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/4(月) 14:00 北見市民会館 MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/5(火) 18:30 網走市民会館 MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/6(水) 18:30 士別市民文化センター MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/7(木) 18:30 稚内総合文化センター MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/10(日) 18:00 岩見沢市民会館 MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/11(月) 18:30 帯広市民文化ホール 大ホール MIN-ON北海道センター 011-642-5601
北海道 11/12(火) 18:30 小樽市民会館 MIN-ON北海道センター 011-642-5601
埼玉 11/15(金) 18:30 春日部市民文化会館 MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999
茨城 11/16(土) 18:30 神栖市文化センター MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999
東京 11/17(日) 14:00 文京シビックホール 大ホール MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999
新潟 11/19(火) 18:30 上越文化会館 MIN-ONインフォメーションセンター 03-3226-9999