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ヴィクトリア・ルキアネッツ(Victoria Loukianetz)

ウクライナのキエフ生まれ。キエフ国立音楽院卒業。1990年、民音主催の東京国際音楽コンクール<声楽>第2位に入賞。1991年アテネのマリア・カラス・コンクール優勝。
『皇帝の花嫁』でオペラ・デビュー後、『椿姫』『リゴレット』『魔笛』などに出演。ウィーン国立歌劇場では『ラ・ボエーム』『清教徒』『ハムレット』等を歌い、その間ハンブルク州立歌劇場、サンカルロ歌劇場、ロイヤル・オペラハウス・コヴェントガーデンなど各地の歌劇場に次々と登場。
1995年ザルツブルク音楽祭でリッカルド・ムーティに指名され『椿姫』のヴィオレッタを歌って絶賛を博し、一躍世界にその名を広めた。
同年ミラノ・スカラ座に『魔笛』、1996年メトロポリタン歌劇場に『椿姫』でそれぞれデビュー。近年では、シュトゥットガルト歌劇場で『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、ケルン歌劇場で『イドメネオ』エレットラ、パルマ歌劇場で『魔笛』夜の女王役で出演、世界を舞台に活躍を続けている。

豊田華子(ピアノ)

千葉県千葉市出身。フェリス女学院大学音楽学部器楽科首席卒業。同大学ディプロマコース終了。第66回読売新人演奏会、第67回横浜新人演奏会に出演。これまでにピアノを平松英子、遠藤秀一郎、ピアノデュオを角野玲子の各氏に師事。
フェリス女学院大学非常勤副手を経て、2001年より同大学ウィーン教育センター副手を務める。プライナー音楽院(ウィーン)にて、歌曲伴奏、オラトリオ伴奏をW.ムーア、オペラ伴奏をM.チェンチッチ各氏に学び、最優秀の成績にてコレペティ科を卒業。
2005年よりプライナー音楽院にて声楽科、オペラ科のコレペティとして勤務。欧州各地において、数々のオペラ伴奏、および歌曲演奏会の伴奏者を務め、いずれも好評を博す。