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出演者

ハービー・ハンコック(ピアノ/キーボード)

 1940年生まれ。1962年、ヒット曲「ウォーターメロン・マン」を発表。1963年マイスル・デイビス・クインテットに加入し、ワールド・デビューを飾る。1964年、マイルスと共に初来日。1960年代は『エンピリアン・アイルズ』、『処女航海』、『スピーク・ライク・ア・チャイルド』とジャズ史に残る作品を次々と発表する。1973年、『ヘッド・ハンターズ』が大ヒットし、グラミー賞を初受賞。1974年、「V.S.O.P.クインテット」を結成。1977年と1979年、ワールド・ツアーを敢行し、日本でも大人気となる。映画『ラウンド・ミッドナイト』にて、アカデミー賞の作曲賞を受賞。1998年、『ガーシュウィン・ワールド』発表。2007年、『リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』を発表し、グラミー賞の年間最優秀アルバムを受賞。ジャズメンが受賞するのは43年振り、スタン・ゲッツに次ぐ二人目の快挙であった。また、2011年には、ハービーは「ユネスコ親善大使」に任命される。2012年から毎年4月30日を"インターナショナル・ジャズ・デイ"とすることを発表。ジャズを通じて世界の平和のために心血を注いでいる。

ヴィニー・カリウタ(ドラムス)

 1956年生まれ。14歳からドラムを始める。1978年からフランク・ザッパのバンドで活躍。ザッパのアルバム『ジョーのガレージ』での演奏は、モダン・ドラマー誌より、「史上トップ25のドラム演奏の一つ」と認定される。1991年から7年間、人気シンガー、スティングのドラマーとしての活動も有名。主な楽歴は、ジョニ・ミッチェル、ビリー・ジョエル、バーブラ・ストライサンド、チャカ・カーン、ジェフ・ベック、チック・コリア、クインシー・ジョーンズ、松任谷由実、寺尾聡、ハービー・ハンコックなど多数。


ジェームス・ジナス(ベース)

 1966年生まれ。13歳からベースを学ぶ。ヴァージニア・コモンウェルス大学在学中に、エリス・マルサリスに師事。多くの名ミュージシャンから、共演を望まれるファースト・コール・ベーシストである。主な楽歴は、ホレス・シルバー、ロイ・ヘインズ、ナット・アダレイ、ジョン・ファディス、ベニー・ゴルソン、リー・コニッツ、マイケル・ブレッカー、ボブ・ジェイムス、ミッシェル・カミロ、ブランフォード・マルサリス、チック・コリア、小曽根真、ビル・エバンス、ハービー・ハンコックなど多数。


リオーネル・ルエケ(ギター)

 1973年ベナン共和国生まれ。17歳でギターを始めた。バークリー音楽大学卒業後、「セロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ」に入学。テレンス・ブランチャード、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコックに師事。2002年、在学中にテレンス・ブランチャードのバンドに参加。2004年からは、ハービー・ハンコックのバンドに参加。2004年、初来日し、ハービー、ウェイン・ショーター、ダイアン・リーヴス、上原ひろみと共演。2008年、「ブルーノート」と契約し、デビュー作『カリブ』を発表。