ごあいさつ
民主音楽協会（民音）は、今なお世界の音楽シーンをリードするジャズ・ピアニスト、ハービー・ハンコック率いるカルテットを招聘しお贈りする「ハービー・ハンコック 2013」を、2013年11月1日（金）より広島・西宮・名古屋・東京の4都市で開催いたします。ハービー・ハンコックは、1962年、初リーダー作のアルバム「テイキン・オフ」で、ジャズ・レーベルの名門であるブルーノート・レーベルからデビューしました。現在でも多数のアーティストにカバーされるナンバー「ウォーターメロン・マン」が収録された本作は大ヒットを記録。さらに1963年にはジャズの帝王、マイルス・デイビスのバンドに抜擢され、彼の名は世界中の注目を集めるようになりました。
以来、ハービーの創造する音楽はジャズにとどまらず、フュージョン、ロック、ポップス、ヒップホップなどジャンルを超え、常に世の音楽シーンをリードし続けてきました。音楽界で最も権威あるグラミー賞はこれまで14回受賞。さらに第50回グラミー賞2008では『リヴァー～ジョニ・ミッチェルへのオマージュ』で、主要４部門のひとつである「年間最優秀アルバム賞」を受賞する快挙を達成するなど、その功績は燦然と光り輝いています。
また、2012年には、彼が親善大使を務めるユネスコと共に、毎年4月30日を"インターナショナル・ジャズ・デイ"とし、ジャズを通じて世界のさまざまな文化に対する理解を深めることを発表。日本でもイベントが開催されるなど、世界の交流と平和のために積極的に活動しています。
ハービー・ハンコックがワールド・デビューを飾ったマイルス・デイビス・クインテット加入から50年。共に音楽を通じて世界中の人々が一つになることを願ってきた、彼と民音の50年の節目を飾る来日ツアーがこの度、実現しました。最高の演奏陣でお贈りする名曲の数々はジャズ・ファンのみならず、すべての音楽ファン必見となること間違いなしです。
【主催】 MIN-ON、毎日新聞社／兵庫県、兵庫県立芸術文化センター（11/2西宮公演）
【後援】 駐日アメリカ合衆国大使館／広島県、広島市「ピース・アーチ・ひろしま」プロジェクト連携事業（11/1広島公演）
【特別協賛】 東日印刷株式会社