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ごあいさつ

  財団法人 民主音楽協会(民音)は、民音創立50周年、またキューバ共和国文化省特別派遣、慶長遣欧使節キューバ上陸400周年記念公演として、キューバから選りすぐりの演奏陣、歌手、そしてダンサーたちを招聘し、『カリブ海ミュージック・クルーズ「キューバ 情熱音楽」セサル・ロペス&ハバナ・アンサンブル』を2013年9月18日(水)より全国19都市で開催いたします。

  民音では2009年から、カリブ海に浮かぶ島々の個性溢れる豊かな音楽を紹介する「カリブ海ミュージック・クルーズ」がスタートしました。第1回目のハイチ、第2回目のジャマイカに続き、3回目となる今回は、キューバの音楽を新たな視点でお届けします。

  キューバは、歴史上スペイン、アフリカ、フランスなど様々な音楽の影響を受けてきました。音楽のジャンルは実に様々で1930年代にはソン、ルンバ、1950年代にはマンボやチャ・チャ・チャ、それ以降にジャズやサルサが世界的に流行しました。1990年代にはアメリカのヒップ・ホップから誕生したレゲトンが国内で広まり、今日に至っては“クバトン”と呼ばれるレゲトンにキューバ音楽を加えた新しい音楽が誕生しています。

  今回来日するのは、キューバを代表する天才サックス奏者セサル・ロペスを中心とした、国内でも活躍する演奏家に、歌手とダンサーを加えた特別編成のハバナ・アンサンブル。本シリーズ過去最多の人数で、キューバ音楽の魅力を余すことなくお届けします。本公演では、キューバ音楽のルーツといわれるサンティアゴ・デ・クーバの音楽をはじめ、様々なスタイルの音楽を、代表的な楽曲を交えてお送りします。

  熱い魂を持った、アーティスト一人ひとりの情熱がひとつになる、底抜けに明るいステージ。世界の音楽シーンでも注目を浴びる音楽の宝庫、新たな歴史をスタートしたキューバのトロピカルなサウンドを存分にお楽しみください。

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