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主な演目紹介

●アヒングロ

アヒングロガーナ南部に居住するアカン系民族の伝統音楽・舞踊です。ガーナ各地は昔から大小の王国から成っており、現在でもそれらは「伝統的領地」と改称され、そこでは王、王族、宮廷楽団が活動を続けています。「アヒングロ」とは、アカン語で「王室の演奏」という意味で、各伝統的領地で毎年行われる王室の祭典の模様を一部再現した演目となります。女性グループの竹笛演奏と歌、太鼓合奏による“ケテ”と、ケテよりも大規模な編成の宮廷太鼓合奏による“フォントムフロム”の二つの音楽・舞踊で構成されます。

●ゴンジェ演奏と歌

ゴンジェ「ゴンジェ」とは西アフリカのサバンナ地帯に広く見られる一弦の弓奏楽器です。北アフリカのアラブ文化圏に見られる弦楽器「ラバーブ」と同型で、恐らくはラバーブがサハラ砂漠を南下して西アフリカに伝わったものだとされています。ガーナでは北部に居住するイスラム系民族によって演奏されており、奏者は王への賛歌を、ゴンジェを演奏しながら朗々と歌います。

●ジラ舞踊

ジラガーナ北部のイスラム系諸族の人々による猟師たちの、伝統的な音楽と舞踊です。ドンノと呼ばれる砂時計型太鼓、それに円筒型両面太鼓と鉄ベルという北部に一般的な合奏形態による演奏で、猟師たちは右手につけた鉄製カスタネットを打ち鳴らしながら、演奏に合わせてダイナミックに踊ります。


●ンマニ

ンマニ西アフリカの乾燥したサバンナ地帯では、大きなヒョウタンを半分に割り、それを地面にかぶせて打楽器として表面を叩くということがよく行われます。ンマニもその例で、ガーナ北部のサバンナの女性たちが結婚式の宴席などで披露するもので、歌の伴奏として複雑で興味深いリズムが展開されます。


●アテンテベン合奏

アテンテベンアテンテベンとは、ガーナ南部のアカン系民族の間で最もポピュラーな竹製縦笛で、伝統音楽のみならず、現代のポピュラー音楽でも様々な形で演奏されています。太鼓音楽の発達した西アフリカにおいて、甘美な旋律を奏でる数少ない楽器のひとつと言えます。



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