GAMBLER ~黄金の鍵~ 民音
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ストーリー STORY
Act1 ~第1幕~
ヨーロッパのとあるカジノ。ここには今日も沢山の人々が夢を求めてやって来る。
カジノのボスは、たまたまそこへ足を踏み入れた青年をギャンブラーに仕立ててみせようと観客と賭けをする。
青年がショーガールの一人に興味を待ったのに気付いたボスは、青年のことを映画プロデューサーだと偽ってショーガールに紹介する。たちまち恋に落ちる二人だったが、ショーガールのパトロンである伯爵夫人は、若い頃にギャンブラーと辛い恋をした経験から、二人の関係を良く思わない。
そんな折、カジノのボスは青年にショーガールをモノにするには、全てのゲームで必ず勝つ秘密が隠された「黄金の鍵」が必要だと吹き込むのだった。
Act2 ~第2幕~
伯爵夫人はショーガールに、青年との恋に溺れてはいけないと忠告しつつ、「黄金の鍵」を与える。
青年を愛してしまったショーガールは「黄金の鍵」を渡された意味に悩み苦しむが、青年はそんな彼女から「黄金の鍵」を強引に取り上げてしまう。

ついにギャンブラーとしてデビューした青年は「黄金の鍵」のおかげて次々に勝ち続けるが、次第に欲望の虜になってしまい、青年の末路を心配するショーガールの忠告も無視し、ついには全財産を賭けたゲームに挑んでしまう。しかし、「黄金の鍵」は伯爵夫人とカジノのボスによる罠だった。
全てを失った青年はピストルで自分のこめかみを撃ちぬき、事切れる。

カジノは何もなかったかのように動き続ける。
そして、今日もまたこのカジノには新たな青年が足を踏み入れる・・・。