今ブラジルでは、北東部のペルナンブーコ州の音楽がたいへん注目されています。その人気の頂点にいるのが、6名の若者たちによるグループ、メストリ・アンブロージオです。 彼らの音楽は、ペルナンブーコ州に古くから伝わる民俗音楽（音楽・ダンス・詩の朗読・演劇が一体となった芸能）に、ブラジルならではのノリの良さと自分たち自身のオリジナリティを加えたもので、まずブラジル国内で大人気となりました。 1997年6月、ニューヨーク、セントラル・パークでのフェスティバルに出演し、ニューヨーク・タイムズ紙上で絶賛され、その後、ドイツ、ポルトガル、スペイン、ベルギーなどで公演を行い世界的な人気を不動のものにしました。99年のセカンド・アルバムからは日本でも発売され、注目を集めています。 ハベッカ、ザブンバ、カラカシャーなどのブラジル北東部の民俗楽器を駆使し、様々なリズムを奏でるステージは、観客心をつかみ、徐々に興奮させ、最後は大パーカッション大会となり、メンバーも観客も大いに熱く盛り上がります。 今回の初来日公演は、日本の音楽シーンに大きな影響を与えることでしょう。 ご期待下さい。