◆藤原道山（ふじわら どうざん）／尺八：
10歳より尺八を始め、初代山本邦山（人間国宝）に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。皇居内桃華楽堂において御前演奏（宮内庁主催）。安宅賞、江戸川区文化功績賞、松尾芸能賞新人賞、アルバム『季（TOKI）-冬-』が文化庁芸術祭優秀賞を受賞。「KOBUDO-古武道-」として台湾・金曲奨（Golden Melody Awards）最優秀編曲賞を受賞。令和2年度（第71回）芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2001年に『ＵＴＡ』でCDデビュー以来、多数のアルバムを発表。伝統音楽の活動と共に、国内外のアーティストとの共演など尺八の可能性を求め様々な音楽を追究。吉永小百合氏の朗読アルバム『第二楽章　福島への思い』音楽監修、マリンバ奏者SINSKEとのデュオ、妹尾武(ピアノ)、古川展生（チェロ）との「KOBUDO-古武道-」、尺八アンサンブル「風雅竹韻」などのユニット活動、松竹映画『武士の一分』に参加、「敦」「マクベス」（野村萬斎主演演出）、「ろくでなし啄木」（三谷幸喜演出）、「春の雪」「九十歳。何がめでたい」（石井ふく子演出）、スーパー歌舞伎II「ワンピース」「新版オグリ」（四代目市川猿之助演出・主演）などの舞台音楽、テレビ番組・CM音楽作成、NHK『にほんごであそぼ』にレギュラー出演、ラジオのパーソナリティなど精力的な活動を展開。小学及び中学音楽教科書（教育芸術社）の執筆編集及び出演や後進の育成など普及・教育活動にも力を注ぐ。現在、公益財団法人都山流尺八楽会所属・大師範。都山流道山会主宰。日本三曲協会、江戸川邦楽邦舞の会会員。「曠の会」同人。徳島文理大学客員教授。

藤原道山ホームページ　https://www.dozan.jp/

◆田辺 恵山（たなべ けいざん）／尺八：
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院音楽研究科修了。2018年、Sony Musicよりメジャーデビュー。古典を始め、ポップス、ジャズなどジャンルにとらわれず、尺八の魅力を追求している。（活動名：田辺しおり）桐朋学園芸術短期大学日本音楽専修尺八専攻非常勤講師。

◆柴 香山（しば こうざん）／尺八：
幼少よりピアノを始め、大学在学中、尺八と出会いプロの道を志す。現在は様々なジャンルのミュージシャンと共演し、演奏活動を行う。日本大学芸術学部音楽学科卒業。都山流尺八楽会師範試験首席登第。オーケストラアジア ジャパン団員。テレビ、ラジオ等多数出演。

◆日原暢子（ひはら ようこ）／箏：
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院音楽研究科修了。在学中、アカンサス音楽賞及び同声会新人賞受賞。様々な演奏活動のほかに、スーパー歌舞伎Ⅱ「空ヲ刻ム者」、「ワンピース」劇中音楽や NHK 教育テレビ『にほんごであそぼ』などの録音に参加。現在、岐阜大学教育学部非常勤講師。桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。

◆Keiko（ケイコ）／ピアノ：
東京藝術大学作曲科卒業。大学在学中よりユニット「Vanilla Mood」として、NHK『お昼ですよ！ふれあいホール』、日本テレビ『PON!』にレギュラー出演。2006年、avexからデビュー。現在までに計4枚のCDをリリースし楽曲・アレンジを全て手掛ける。2011年以降は作家・大嵜慶子としてCM、TV番組の音楽制作にも携わっている。