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2018/07/18 文化講演会/レクチャーコンサート

「ゴルナー&マハーン LIVE 2018」を開催しました

ゴルナー&マハーン オーストリア 民音 東京 倉敷 名古屋
6月21日から24日にかけてオーストリア大使館、同文化フォーラムとの共催で、レクチャーコンサート「ゴルナー&マハーン LIVE 2018」を開催しました。

倉 敷:
【日時】平成30年6月21日(木)19:00開演
【会場】マービーふれあいセンター・竹ホール
【後援】倉敷市、倉敷市教育委員会

名古屋:
【日時】平成30年6月22日(金)19:00開演
【会場】名古屋能楽堂
【共催】名古屋市

東 京:
【日時】平成30年6月24日(日)14:00開演
【会場】赤坂区民センター
【協力】港区、港区国際交流協会

本公演は、有望な若手音楽家の国外演奏活動を支援する、オーストリア外務省のプロジェクト「ザ・ニューオーストリアン・サウンド・オブ・ミュージック」の一環として、オーストリア共和国大使館、オーストリア文化フォーラムとの共催で、倉敷、名古屋、東京にて開催され、合わせて約1200名のお客様にご来場頂きました。

「ゴルナー&マハーン」は、イラン系カナダ人の歌手・ゴルナー、イラン出身のギタリスト・マハーン、そしてオーストリア出身のパーカッション奏者・アミールの3人で編成されるグループで、その東洋の伝統的な音楽と西洋の現代音楽をミックスさせた独特の音楽がオーストリアのミュージックシーンで人気を博しています。参加されたお客様からは、3人が刻む複雑なリズム、美しく奏でられるハーモニー、ゴルナーの繊細かつ力強い歌声に、惜しみない拍手が送られました。

「ゴルナー&マハーン」の日本初公演地となった倉敷市真備町での公演は、1957年に同国サンクトペルテン市と姉妹都市となっている倉敷市、そして同教育委員会が後援となり開催され、伊東市長が来賓として参加。また、会場のロビーでは、大使館特別展示「オーストリアにおける女性の社会での活躍」も同時に開催され、多くのお客様が鑑賞されました。

翌日、6月22日に名古屋市との共催で行った公演は、日本伝統芸能の舞台である総木曾檜造りの能舞台「名古屋能楽堂」を会場に、彼らの多彩なフォルクローレが響き渡り、異文化の融合を感じさせる特別な雰囲気のコンサートとなりました。

6月24日に行われた赤坂区民センターでの公演には、7か国の特命全権大使、2か国の臨時代理大使を含む全10か国・地域の大使及び大使館関係者が参加され、公演の冒頭、オーストリア大使が挨拶の中で「ゴルナー&マハーン」の音楽が持つ力について述べられた後「本公演が明年の国交樹立150周年の素晴らしい幕開けとなり、両国の友好が更に深まることを願います」と話を結ばれました。

アンコールでは、今回の日本公演のために彼らがアレンジをした曲、美空ひばりの『リンゴ追分』、NHK大河ドラマのテーマ『おしん』が披露され、その素晴らしい歌声、演奏に、会場は大きな感動の渦に包まれました。

来場者からは、「オーストリアの音楽に普段触れる機会がありませんが、今日は情熱的で哀愁のある音楽を聴かせて頂きました。ありがとうございました。ゴルナーさんの美しい高音、力強い声量にはすごく迫力を感じました。パーカッションの音も素晴らしかったです。」

「能楽堂という伝統的な歴史ある会場でのコンサートということで楽しみにしておりました。素晴らしい歌声とパーカッション、ギターのハーモニー。美しい、の一言に尽きます。日本とオーストリアの文化交流がさらに発展するよう祈ります。能楽堂という会場のせいか素晴らしい空気に包まれ幸せな時間でした。魂の声でした。ありがとうございました。」

「素晴らしかったです。改めて音楽は人々の心を解放するものだと感じました。私は『リンゴ追分』にも『おしん』にも、特に感動したことはありませんが、異国の声と演奏で奏でられることにより、涙が出ました。ありがとうございました。」

「今回このような音楽を初めて聴きました。ヴォーカルの方のとても澄んだ声が素晴らしかったです。このような公演に参加できたことに感謝しております。これからの人生において、この日の思い出が、かけがえのないものになっていくと思います。歌声を聴きながら、日本から旅をしている気持ちになりました。ありがとうございました。アンコールの曲も日本語がきれいで素晴らしかったです。」と感動の声が寄せられました。