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ごあいさつ

民主音楽協会(民音)は、過去3度来日し大好評を博した、日本人の秋元広行が率いる、ボリビアを代表するフォルクローレグループ「ANATA BOLIVIA (アナタ ボリビア)」の結成10周年を記念した来日公演を2015年6月より、全国22都市で開催いたします。

標高約3700mに位置する南米ボリビアの“天空の都市(まち)”ラパスから、日本人の秋元広行が率いるフォルクローレグループが、結成10周年を記念して、民音のステージに再登場です。フォルクローレは、愛や家族など大衆の心を歌った魂の歌として古くから南米で親しまれてきました。グループ名のANATA(アナタ)とは、現地の言葉で「お祭り」の意味。日々生活と格闘する庶民が、つかの間の日常を忘れ、賑やかに踊り陽気に楽しんでもらえるような音楽を、との思いが託されています。

秋元広行は大学卒業後、フォルクローレに魅せられ単身ボリビアへ飛び、言葉の壁、文化の壁、技術の壁、様々な苦難と戦いながら必死で夢を追い続け、今ではボリビアで大人気のフォルクローレグループのリーダーとなりました。メンバーのうち、秋元以外は生粋のボリビア人です。ケーナやサンポーニャ、チャランゴといった代表的な民族楽器を演奏するバンドメンバーは、20代から50代と幅広い世代で構成されています。その特徴を生かし、伝統的なフォルクローレと、ダンス・ミュージックの要素を融合した斬新さが彼らの魅力です。

結成10周年となる今回、新たにダンサー2名が加わり、今までにないスペシャルなステージを届けます。フォルクローレの代表曲「コンドルは飛んで行く」やグループオリジナルの曲に加え、日本でも人気のある歌謡曲も披露。スペイン語だけでなく、日本語の歌詞でも歌を披露致します。日本の皆さまにも十分に楽しんでいただけるステージになること間違いなしです。

2014年には「日・ボリビア外交関係樹立100周年」を迎え、さらに両国の友好が深まりました。本公演のテーマ「永遠のフォルクローレ」にもふさわしく、永遠に続く交流を願って、アナタ ボリビアが贈るステージを皆さまでお楽しみください。

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