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ごあいさつ

民主音楽協会(民音)は、ミャンマー文化の象徴ともいえるサイン・ワイン、竪琴、舞踊等の名手たちがミャンマー音楽の魅力を紹介する「ミャンマー平和の光彩~黄金の旋律を求めて~」を2014年9月30日(火)から12都市で開催いたします。

ミャンマーはかつてビルマと呼ばれ1989年に改称されました。長く続いた軍事政権の影響で、経済は落ち込みましたが、近年は民主化が急激に進んでいます。資源が豊富で、勤勉な国民性でもあるミャンマーに、世界は熱い視線を向けています。

ミャンマーの伝統音楽はインドや中国、タイなど近隣国の影響を受けながら独自の発達を遂げました。特徴として、リズム、メロディーのみが発達し、ハーモニーが無いと言われています。また歌と伴奏といった概念もないため、ミャンマーの音楽を初めて聴く人はその自由さに驚きます。

今回の公演でも、竪琴や、黄金に輝く打楽器のみのオーケストラ「サイン・ワイン」などの伝統楽器を用い、個性あふれる音楽を紹介します。また、本公演のために制作された創作舞踊や、人形劇など、多彩な魅力に満ちたステージをお贈りいたします。

閉ざされていた時代が長く、“アジア最後のフロンティア”といわれるミャンマー。これまで一般的に知られることが少なかったその音楽を通じ、ミャンマー文化の素晴らしさや、穏やかで優しく、勤勉なミャンマーの人びとの魅力に触れる貴重な機会です。

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