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公演にあたって

このたびMIN-ONでは、カンボジア王立舞踊団を招聘し、全国で公演を開催する事となりました。
二千年の遥か昔、インドを発ったひとりの勇者が冒険の旅の末に最初の王朝を建国したと言われているカンボジア。以来、カンボジア王国はアンコール・ワットをはじめとする世界遺産にも認定される程の偉大な文明を、連綿と築き上げてきました。
その神秘の国カンボジアより、クメール文化の華と呼ぶにふさわしい「カンボジア王立舞踊団」一行28名を招聘いたします。

ドラマチックな舞踊の数々を披露

古代の冒険談や神話をテーマにしたドラマチックな舞踊は、独特の仮面やメーキャップ、豪華な衣裳とあいまって優雅さと厳かさを醸し出し、見るものを魅了してやみません。
なかでも華麗な宮廷舞踊として代表的な「アプサラの舞」は、伝説をテーマにした古典舞踊で、海水の泡から生まれたという水の精‘アプサラ’が、天女となって花園に舞い遊ぶ様子を描いている美しく幻想的な演目です。
この‘アプサラ’は、平和と国の繁栄の象徴であり、アンコール・ワット遺跡のレリーフの中にも多く登場します。
その他、「孔雀の舞」や、男女が椰子の実をたたきながらコミカルに踊る「ココナッツ・ダンス」など、カンボジアの人々の間に伝わり育まれてきた民族舞踊などが披露されます。

カンボジア王国が誇る舞踊団の来日

内戦により舞踊手の9割が失われ、潰滅が危惧されたカンボジア伝統舞踊ですが、王室や舞踊関係者の懸命な努力により1980年に再開された王立芸術大学において、優秀な舞踊手たちが誕生し、カンボジア王立舞踊団の中核となっています。
もともと宮廷舞踊は国王自らが踊り子を選び、訓練してきたまさに王国が誇る芸術であります。1970年の初来日の際も、その華麗な舞いは大きな反響を呼びました。
舞踊団の現・顧問は文化芸術大臣でもあるボパ・デヴィ王女であり、カンボジア政府としては初の正式な日本派遣公演となります。
本公演にご支援、ご協力いただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

MIN-ON

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