人によって顔の色が違うのはどうしてですか?(色の意味)
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舞台上の効果と、哲学的な意味の二つがあります。 もし仮に、みんな同じような顔色の人たちが舞台の上に並んでいたら、誰が誰だが、よくわかりませんよね。京劇が誕生したころは、日本でいえば江戸時代で、今と違って電気を使った明るい照明はありませんでした。劇場は昼間でも、ちょっと暗めでした。京劇の役者のメイクや衣装の色を、登場人物ごとにさまざまに分けると、観客にはっきりとその人物の個性がわかるようになります。これが、舞台上の効果です。 |
どうしてあのような恐い顔にするのですか?
やっぱり、コワイですか(笑)。 化粧・俊扮の描き方
化粧・瞼譜(隈取り)の描き方
※出典:魯大鳴『京劇への招待』小学館 |
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隈取りしている人としていない人の違いは何ですか?(役柄)
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隈取りは、性格にクセのある個性派の豪傑の役がします。
2009年中国国家京劇院 新作『水滸伝』より | ||||||||
絵の具はどんなものを使っていますか?
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絵の具? ああ、「顔料」のことですね(笑)。 |
メイクの途中で失敗したら、どうやって修正するのですか?
プロの役者がメイクを失敗することは、めったにありません。 | ||
肌荒れしませんか?美肌対策を教えてください。
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昔の日本では、昭和の初めごろまで「おしろい」の材料として「鉛白」を使っていたため、女性や役者が鉛中毒で病気になったり死亡する事例があとをたちませんでした。 |
メイク落としは何を使っていますか?
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メイク落としも、価格によってピンキリです。お金に余裕のある俳優なら、自弁で高級なクレンジングクリームを使えます。普通は、楽屋に置いてある劇団の公共の消耗品である安いメイク落としを使います。 |
あのような衣装で動きにくくないですか?何キロくらいあるのですか?
京劇の衣装も、役柄によってピンキリです。 | ||
あの豪華な衣装は、実際にその時代に着ていた物ですか?
京劇の衣装は、歌舞伎の衣装と同じで、テレビや映画のような「時代考証」はありません。今から1800年前の「三国志」の登場人物も、今から800年前の「水滸伝」の登場人物も、同じような服装・髪型をしています。ただ、さすがに「現代京劇」では、登場人物は近現代の服装をしています。 | ||
下駄のような靴は歩きにくくないですか?
京劇では、二枚目の役とか英雄豪傑の役は、背を高く見せるために、厚底の靴を履くことがあります。靴底の厚さは数センチから十数センチまで、いろいろあります。京劇俳優は、ふだんから訓練しているので、こんな靴でも自在に歩けるのみならず、立ち回りもできます。
慣れないしろうとが厚底靴を履くと、歩くどころか、立つことも難しく、体重のバランスがうまく取れずに転んでしまいます。 | ||||
あの触角の様なものは何ですか?また、何で出来ているのですか?
「雉尾冠(ちびかん)」のことですね。武将や、軍の司令官がかぶる冠です。エビの触覚のように長いのは、雉(きじ)のシッポで作った装飾です。日本でも、戦国時代の武士がかぶっていた兜にも、「鍬形(くわがた)」」といって、金属の板で作ったV字形の装飾が、よく飾ってありました。京劇に出てくる武将も、遠くから見ると長大なV字形に見える雉尾冠をかぶり、威厳を示しているわけです。 | ||
背中に差しているは旗は何ですか?重たくないですか?
「靠旗(カオチー)」のことですね。京劇では、大鎧を着た騎馬武者が、鎧の背中に三角形の小旗を四本、指すことがあります。この旗は、この武将が司令官であり、後ろに多数の足軽を引き連れていることを表します。たとえ舞台上にこの武将を演ずる役者しか立っていなくても、観客は、この武将の背後に多数の足軽がつきしたがっていると想像する、というのが京劇の約束ごとの一つです。
また、敵が投げつけた槍を、背中の旗にうまく当てて敵に向かってはじき返すという、難しい演技の技もあります。立ち回りの名優ともなれば、敵から奪った刀を、背中の旗にうまく引っかけてぐるぐると回し、敵に向かって飛ばす、という離れわざも見せてくれることがあります。 | ||||||
髭が何種類かありますが、違いは何ですか?重たくないですか?
髭の重さは、それほどではありません。
※出典:魯大鳴『京劇への招待』小学館 | ||||||||||
帽子の重さはどのくらいあるのですか?
京劇の「かぶりもの」は、身分や役柄に応じて、さまざまです。楊貴妃がかぶる宝石をちりばめた冠は重々しいですが、諸葛孔明がかぶっている頭巾は布なので軽いです。
ただ、楊貴妃がかぶるような重々しい冠も、本物の冠ではなく、芝居用に軽い材料で作ってありますので、見た目ほどは重くなく、せいぜい2~3kgていどです。 | ||||
京劇はいつ頃生まれたのですか?
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京劇の歴史は意外に新しく、二百年ちょっとです。 |
日本に京劇が紹介されたのは、いつ頃ですか?
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1919年、大正8年に、京劇の名優・梅蘭芳(メイランファン)が来日公演を行いました。これが、日本に本格的に京劇が紹介された最初です。 |
日本の歌舞伎との違いはなんですか?
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京劇と歌舞伎は、同じ東洋の演劇なので、よく似ています。役者が「見え」をきる、鳴り物などにぎやかな伴奏がある、客席から観客が大声で喝采を送る、芝居は義理人情の世界を描いたドラマが多い、……等々。 |
京劇で有名な作品といえば何ですか?
日本でも有名なのは、項羽と虞美人の悲劇を描いた『覇王別姫』とか、中国の古典『三国志』『水滸伝』『西遊記(孫悟空)』『白蛇伝』などの芝居などです。これらのストーリーは日本人にもなじみがあるので、共感しやすいです。 | ||
京劇を観たことのない人が最初に観るべき作品は?
これは……何とも言えませんね(苦笑)。 | ||











































